このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方は
こちら
からログインすると、この広告を消すことができます。
*
インフォメーション
更新履歴
本棚
コメント返信
DM
TOP
記憶という束縛
海馬が唸る
忘却さえも赦されないのか
あの頃、感電していた声が
切ないほどに反芻する
月のように貴方は
私のあとを
歩いても
歩いても
浮遊する面影
(離れない)
綺麗な円は穏やかな光を放ち
あの日の笑顔を思い出す
取り返しのつかない落陽と
知っていたのに
生温い優しさならいらない
可笑しくて
哀しくて
ひとりぼっちを煽るから
火傷だろうと
凍傷だろうと
真実だけが欲しかったよ
(正面を見なかった貴方の
私はいつも、横顔を
横顔を、見ていたわ)
.
1/1ページ
前へ
次へ
ページ一覧
表紙
本棚
TOP
読者登録
このサイトの読者登録を行います。
読者登録すると、このユーザーの更新履歴に新しい投稿があったとき、登録したアドレスにメールで通知が送られます。
ログインして読者登録
非会員で読者登録