アナタを求める
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「紗桜……っ」
彼女の名前を呼びながら抱きしめ、唇を合わせる。
ここは人目かあるし、なんだか照れてしまって俺はすぐに離れようとした。
しかし紗桜は俺にしがみつくように抱きつき、こちらを見上げてじっと見つめてくる。
まるで「もっと」とねだるように。
そんな目をされたら、我慢できるはずない。
気がつくと俺は人目を気にすることなく、彼女の唇に激しく吸いついていた。
「……カイ……ジ」
最低限の息継ぎをしながら、何度も何度もキスを重ねる。
今まで我慢していた分、止まらなかったんだ。
「紗桜、絶対に沼に勝つぞ。そして一条に一泡ふかせてやる」
「その意気だよ、カイジ」
唇を離した後、見つめ合いながら勝利を誓う。
俺達が組めば、勝てないものなど無いんだ。
end
→後書き