てんさい
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「帝光中出身虹村です。よろしくお願いします」
初の部活。ほんとは軍分けテストあったらしいけど当たり前と言うべきかわたしは免除。
帝光に反応したのか名前に反応したのか周りがざわついた。
「ポジションの希望は?」
恐らく主将であろう人に聞かれて言ってなかったことを思い出す
「PG志望です。」
SGなら出来なくもないけど
その他の人の自己紹介はあまり聞いていなかった。そのうち覚えるだろうし多分
今日はこのままオリエンテーション込の練習をして解散らしい
入学したてとはいえ、練習に手を抜くことはしない
先輩に怒られるのは嫌だし
私は楽しくやれるならなんでもいいけど、
周りはきっとそれを許さないだろう
「ってことがあったんだよね」
日課になりつつあるS〇ypeで征十郎とその日あった出来事を話す
「へぇ。勝ちに行くにはいいチームだね。」
「征十郎じゃないんだからそんな勝ちにこだわりないよ」
圧倒的な勝利を求めてるわけでも安定した勝利を求めてるわけでもない
世間一般にキセキの世代なんて言われてる彼らに比べればきっと1番勝ちに対して頓着がない
いや、最近の青峰はよく分からないけど。
「何も起こらなければそれでいい。」
「フラグ建てないでよ。私だってもうあんなのごめんだもん。ところで、そっちはどうなの」
私の話ばかりしていたが、洛山のことも聞きたい。あそこには確か五将が3人いたはずだ
「ああ、主将になってね。」
「は?」
「小太郎とお前のことについて話をしたよ」
「は?!」
数日前の征十郎からの突然の爆弾投下
葉山さん尊敬してること知ってて言い逃げした征十郎は許さない
今日は休日
もちろん午前も午後も部活だった私は動いたことでお昼を食べたとはいえお腹が空いたので久しぶりにマジバにでも行こうと考えた
「あっ」
なんかすごく目立つ頭見える
なんだろうこの既視感
でも赤と黒が混ざったような髪のやつはいなかった
「どうも」
「うわっ!?」
1人悶々と考え込んでいたら突然声をかけられ大声を出してしまった
「お久しぶりです」
「あ、うん。お久しぶり…えっ?」
こんな存在感のないやつは1人しか心当たりがない
「黒子だよね?」
「はい、黒子です」
3年の全中後姿を消した男バスのレギュラー
幻の6人目
実際は存在感消して学校に来てたこともあったみたいだけど、生憎私には特別な目なんてないから気付かなかった。
「聞きたいことは割とあるんだけど、相席いいかな?」
すごく混んでて席がないんだ
「まさかこんなところで会えるとは思いませんでした。」
そりゃこっちのセリフ
「そーね。元気そうじゃん?」
最後に黒子を見た時は絶望したような瞳をしていた気がする
まあ、黒子からすればチームメイトがあんな試合をしたのだから仕方ないのかもしれないけど。
「元気です。バスケ部にも入ってこの前黄瀬くんと試合をしました」
うん?黒子はバスケやめたんじゃなかったっけ
まあいいや、私には関係ないし。
「いや、お前誰だよ!?」
やっと喋ったね?われ眉くん
「虹村さんです。」
「虹村です。」
「いやだから!!」
おっもしろいなぁ少し前の青峰みたいな反応してくれる
「キセキの世代です」
「違います」
「はぁ?」
あんな個性の塊みたいな連中と一緒にしないで欲しいね
それに私はふざけた試合はしない主義
「巫山戯るのもここまでにして、皇華高校バスケ部1年の虹村、よろしくね」
「誠凛高校1年の火神だ、よろしく」
誠凛?
火神くんか、なんとなく昔の青峰に似てる気がする
「僕の新しい光です」
「へぇ、それで君が黄瀬を倒したと。」
見込みはある
けどまだ弱い
「キセキの世代を倒して、日本一を目指すと約束しました。」
それはそれは
「またでかい目標たてたね?」
私には関係ないから。男バスに関しては私は部外者だからさ
化け物なんて、一括りにともあるけどね
「ご馳走さま。それじゃあね、黒子。まずはインハイ予選頑張って」
そう簡単に折られないでね
あれから代わり映えのない日々を送って今日からインハイ地区予選決勝
これに勝てば次は予選決勝リーグだ。
「連戦!?」
「そ、てかこの話は事前にしてた筈だけど?」
額に青筋を浮かばせた先輩を前に視線をずらすことしか出来ず
「えっと…いつ?」
「先週の部活のときだよ!!」
「ごめんなさいっったぁ!!!?なっんですぐ殴るんですかぁ!?」
この人の私にだけあたり強くない!?
ほかの後輩と差がありすぎるよ
「話聞かなかったのは誰」
「私です」
「悪いのは?」
「私ですか?」
「そうね」
あっ逆らっちゃダメだこれ
灰崎にキレてる時の兄さんと同じ顔してる
「体力的に厳しいようなら温存も考えてるから、そこは直ぐに言ってね。」
さすがに私が惨めに思えてきたのかキャプテンが助け船を出してくれた
「甘やかさないでください。」
「ひっどい。先輩はもっと私を甘やかしてください」
「はぁ?」
ほんと怖いなぁこの人
「温存は大丈夫です。連続ってことは知らなかったけど、そんな神経擦り切れるような相手でもないし。」
相手のスタイルはしっかり頭に入ってるからね。
ビデオダメにしちゃったけど、それは勝つ為の代償って事で
「そう。なら期待してるから頼んだよ司令塔」
そう言ってキャプテンはほかの選手に声をかけに行った
あの人は本当にチームを見ている。人望もあって人を束ねるのに向いていると思う
「くせが強かったの?」
キャプテンが去った後、先輩に聞かれた
「まあ、それなりに?」
ある程度の強豪になると選手それぞれに個性があるためかプレイにもそれが出る。キセキの世代なんかがいい例だ
「なんとも読みやすいスタイルでしたよ。楽勝でしょ。」
手を抜いても勝てると思う
本気でやるけどね
初の部活。ほんとは軍分けテストあったらしいけど当たり前と言うべきかわたしは免除。
帝光に反応したのか名前に反応したのか周りがざわついた。
「ポジションの希望は?」
恐らく主将であろう人に聞かれて言ってなかったことを思い出す
「PG志望です。」
SGなら出来なくもないけど
その他の人の自己紹介はあまり聞いていなかった。そのうち覚えるだろうし多分
今日はこのままオリエンテーション込の練習をして解散らしい
入学したてとはいえ、練習に手を抜くことはしない
先輩に怒られるのは嫌だし
私は楽しくやれるならなんでもいいけど、
周りはきっとそれを許さないだろう
「ってことがあったんだよね」
日課になりつつあるS〇ypeで征十郎とその日あった出来事を話す
「へぇ。勝ちに行くにはいいチームだね。」
「征十郎じゃないんだからそんな勝ちにこだわりないよ」
圧倒的な勝利を求めてるわけでも安定した勝利を求めてるわけでもない
世間一般にキセキの世代なんて言われてる彼らに比べればきっと1番勝ちに対して頓着がない
いや、最近の青峰はよく分からないけど。
「何も起こらなければそれでいい。」
「フラグ建てないでよ。私だってもうあんなのごめんだもん。ところで、そっちはどうなの」
私の話ばかりしていたが、洛山のことも聞きたい。あそこには確か五将が3人いたはずだ
「ああ、主将になってね。」
「は?」
「小太郎とお前のことについて話をしたよ」
「は?!」
数日前の征十郎からの突然の爆弾投下
葉山さん尊敬してること知ってて言い逃げした征十郎は許さない
今日は休日
もちろん午前も午後も部活だった私は動いたことでお昼を食べたとはいえお腹が空いたので久しぶりにマジバにでも行こうと考えた
「あっ」
なんかすごく目立つ頭見える
なんだろうこの既視感
でも赤と黒が混ざったような髪のやつはいなかった
「どうも」
「うわっ!?」
1人悶々と考え込んでいたら突然声をかけられ大声を出してしまった
「お久しぶりです」
「あ、うん。お久しぶり…えっ?」
こんな存在感のないやつは1人しか心当たりがない
「黒子だよね?」
「はい、黒子です」
3年の全中後姿を消した男バスのレギュラー
幻の6人目
実際は存在感消して学校に来てたこともあったみたいだけど、生憎私には特別な目なんてないから気付かなかった。
「聞きたいことは割とあるんだけど、相席いいかな?」
すごく混んでて席がないんだ
「まさかこんなところで会えるとは思いませんでした。」
そりゃこっちのセリフ
「そーね。元気そうじゃん?」
最後に黒子を見た時は絶望したような瞳をしていた気がする
まあ、黒子からすればチームメイトがあんな試合をしたのだから仕方ないのかもしれないけど。
「元気です。バスケ部にも入ってこの前黄瀬くんと試合をしました」
うん?黒子はバスケやめたんじゃなかったっけ
まあいいや、私には関係ないし。
「いや、お前誰だよ!?」
やっと喋ったね?われ眉くん
「虹村さんです。」
「虹村です。」
「いやだから!!」
おっもしろいなぁ少し前の青峰みたいな反応してくれる
「キセキの世代です」
「違います」
「はぁ?」
あんな個性の塊みたいな連中と一緒にしないで欲しいね
それに私はふざけた試合はしない主義
「巫山戯るのもここまでにして、皇華高校バスケ部1年の虹村、よろしくね」
「誠凛高校1年の火神だ、よろしく」
誠凛?
火神くんか、なんとなく昔の青峰に似てる気がする
「僕の新しい光です」
「へぇ、それで君が黄瀬を倒したと。」
見込みはある
けどまだ弱い
「キセキの世代を倒して、日本一を目指すと約束しました。」
それはそれは
「またでかい目標たてたね?」
私には関係ないから。男バスに関しては私は部外者だからさ
化け物なんて、一括りにともあるけどね
「ご馳走さま。それじゃあね、黒子。まずはインハイ予選頑張って」
そう簡単に折られないでね
あれから代わり映えのない日々を送って今日からインハイ地区予選決勝
これに勝てば次は予選決勝リーグだ。
「連戦!?」
「そ、てかこの話は事前にしてた筈だけど?」
額に青筋を浮かばせた先輩を前に視線をずらすことしか出来ず
「えっと…いつ?」
「先週の部活のときだよ!!」
「ごめんなさいっったぁ!!!?なっんですぐ殴るんですかぁ!?」
この人の私にだけあたり強くない!?
ほかの後輩と差がありすぎるよ
「話聞かなかったのは誰」
「私です」
「悪いのは?」
「私ですか?」
「そうね」
あっ逆らっちゃダメだこれ
灰崎にキレてる時の兄さんと同じ顔してる
「体力的に厳しいようなら温存も考えてるから、そこは直ぐに言ってね。」
さすがに私が惨めに思えてきたのかキャプテンが助け船を出してくれた
「甘やかさないでください。」
「ひっどい。先輩はもっと私を甘やかしてください」
「はぁ?」
ほんと怖いなぁこの人
「温存は大丈夫です。連続ってことは知らなかったけど、そんな神経擦り切れるような相手でもないし。」
相手のスタイルはしっかり頭に入ってるからね。
ビデオダメにしちゃったけど、それは勝つ為の代償って事で
「そう。なら期待してるから頼んだよ司令塔」
そう言ってキャプテンはほかの選手に声をかけに行った
あの人は本当にチームを見ている。人望もあって人を束ねるのに向いていると思う
「くせが強かったの?」
キャプテンが去った後、先輩に聞かれた
「まあ、それなりに?」
ある程度の強豪になると選手それぞれに個性があるためかプレイにもそれが出る。キセキの世代なんかがいい例だ
「なんとも読みやすいスタイルでしたよ。楽勝でしょ。」
手を抜いても勝てると思う
本気でやるけどね
4/4ページ