チェンジ!
「せやから!」
ドンキーは睨み合い、今にも殴り合い噛み付き合いに発展しそうなルーティとウルフの間に入ると、溜め息を洩らして。
「そない勝手に決めてどうするんっちゅーねん。絶っ……対に後悔するで?」
ドンキーが念を押すも、ルーティとウルフは互いにそっぽを向いてしまい。
「……分かりました」
「リンク!」
諦めたかのように発言するリンクにドンキーが思わず声を上げるが、リンクは問題ないと言うように軽く片手を挙げて。
「こうしましょう」
すると、リンクはフォックスを指差し。
「……お、俺?」
「そうです。ルーティのパートナーはフォックス、ウルフのパートナーは」
その場にいたファルコはリンクが言うよりも早く、納得出来ない様子で声を荒げる。
「俺は絶対に願い下げ」
「まあまあ」
そう宥めるフォックスは嬉しそうで。