例のトラップダンジョンならどんな相手でも屈服させられる説



「くっ……」
「、な、変なとこ入ってくんな!」

映し出される映像にカービィはにやり。

「ほらほら。王道でしょ?」
「よぉく分かってるじゃないか……」

ダークマルスは満足げにうっとり。

「得体の知れない生き物に身体中をまさぐられ、抵抗とは裏腹に次第に熱を帯びていき……快楽に負けた身体は未だはっきりとしている正義の思考を置いてけぼりにして屈辱を刻み付けられる……最高のシチュエーションだよ……」

詳しい。

「こいつヒーローオタクだからな」
「ベクトルが違うよね」
「それは思う」

マルスの正論にスピカは賛同。

「絶対屈するもんかって心の中で繰り返しながら絶頂に抗えないとか、心折られてやだやだごめんなさいとか。イイの見られるよー?」

カービィがふふんと踏ん反り返っていると。


ブチッ!


「……え?」

全員が改めて映し出される映像に注目した。

「……まったく」

ロックマンは地面に降り立つ。

「嘗められたものだな」
 
 
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