ハツジョウ禁止!リターンズ!



……それにしても。

一番かっこいいことを言っていた二人が妙に遅いな。その後薬弾をしっかりと撃ち込み眠りに落ちるルキナを、壁に凭れるようにして座らせるアイクを傍目に見てはロイは眉を寄せて悩んだ。このまま二人で進んでも問題ないしここにメタナイトが居たらそれこそ早く行けなんて言って背中を蹴り出しそうなものだけど……

「おーい」

ロイはそおっと扉を開いて。

「何してんだよ早く、」

はたと。

それもそのはず。

「あ」


何故ならそこにはパックマンの前髪を手荒く掴んで自身の下半身に引き寄せようとする膝立ちのカービィの姿が――


「ちょっと待て何やってんだバカ!」
「いや銃フェラ見てたらついムラムラっと」
「清々しい回答ありがとうございました!」

ロイは声を荒げながら遊戯銃を構えてパックマンに向けて発砲。

「ったく……」
「いいじゃん別に。どうせ記憶が無くなるんだから」
「メタナイトにチクってやるからな」

後はマルス。まさかとは思うが美味しく頂いてるんじゃないだろうな。

……絶対に邪魔してやる!
 
 
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