ハツジョウ禁止!リターンズ!
「銃とか撃ったことないんだけどなぁ……」
ロイは遊戯銃を見つめて顰めっ面。
「剣が主流なら当然っしょ」
カービィは慣れた手付きで遊戯銃を回して弄ぶ。
「……でも。一人三発なら一発で仕留めてもお釣りが出るんだよ?」
「無理に応戦する必要はない。ハズレを引いたなら退けばいい」
口々に言って、
「ただし」
カービィとマルスは真剣な表情で揃える。
「構えた以上は」
「外していい攻撃なんてない」
こいつらおっかねえぇぇ……
「ま、今回は対抗する手段もあることだし。余裕余裕」
カービィはにっと笑って扉を開く。
「おっさきー」
……扉が閉まるのを見届けて。
「検討を祈るよ」
マルスは余裕の含み笑い。アイクは素知らぬ顔で扉の奥へ。
「……よし」
いっちょ決めてやりますか!