ボク、紹介します!



「本来の目的は?」
「もちろん! ボクのパートナーのロイを紹介するため!」

ピットが答えると途端、ブラピの目の色が変わった。

「それなのに」
「ストップ。そろそろ君の意見を聞こうか」

そうしてマルスが視線を遣ったのは――

「……そいつが」

ブラピは口を開いた。

「パートナーってのは本当か」
「そうだけど」
「……本気なのか」
「本気?」

ピットが怪訝そうに返すとブラピはくっと顔を歪めて、

「っそいつは」

ロイを指差し言った。

「お前のこと遊びとしか思ってないんだぞ!」 
 
 
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