ボク、紹介します!
……え、あれ?
もしかしてだけど。もしかしてだけど。
ホップステップジャンプのノリで地雷踏んじゃったんじゃないの?
「……てめえ」
ブラピはじっくりと睨みつけた後でぽつりと言った。
「あいつのことは」
「うわあぁああ!?」
声に顔を上げたと同時。例えるなら、そう、雪崩のように。
……どたどたと。
「ちょ、こっちに体重乗せすぎ……」
不幸にも他三名の下敷きになってしまったカービィが苦しそうに呻く。
「だから言ったじゃないか……」
嫌な予感を察知してたにも関わらず回避できなかった事態に不服そうなマルス。
「は……?」
ロイは押し倒された姿勢のまま仰ぐようにして逆さに映り込んだ四人を見つめる。
「なんでマルスとカービィが此処に」
「いつまで押し倒されてるんだ」
「いつまで押し倒されてるのさ」
息ぴったり。
どすの利いた声と鋭い視線が慈悲も無く集中砲火。結果、ひいっ、と小さく悲鳴を上げると瞬時にブラピの下から抜け出して。