ボク、紹介します!
……本当だ。
冗談抜きでブラピがロイを押し倒している。
「僕と違って余裕があるんじゃなかったのかい」
マルスが下のカービィの頭を押さえつけて嫌みを言う。
「いやいやちょっと待ってイミワカンナイ」
「どうするんだよ!」
慌てたピットが声を上げた。
「これは……酔いが回って盛り上がっちゃったのかしら」
上から覗き込んで、パルテナ。
「つまりこのまま放っておくと?」
「ヤラレちゃいますね」
あっさり。
「のおおぉお!」
余計なビジョンが頭に浮かんだ! 穏やかじゃない!
「あーもうっ、とにかく開けるからね!」
いい加減に痺れを切らしたのかカービィが襖に手を掛ける。
はっとマルスが振り向いた。
「待つんだカービィ、今この体勢で開けたら――!」