創造神は調子が上がらない!▼
呆気なく破壊。
「ああぁ……!」
「な、な、何なんだよ!」
力を振るったクレイジーは混乱している。
「クレイジー!」
ロイは改めて訴えかける。
「マスターにくしゃみをさせるな!」
眉を顰めて振り返ったがマスターとロイを交互に見てクレイジーはやむを得ずマスターの元へ駆け付けると手を伸ばして。
「っふぐ」
鼻と口を塞ぐ。
「……止まりましたね」
辺りがしんと静まり返った。
「な、……え、……マジ?」
クレイジーはまじまじとマスターを見つめる。
「こりゃあ重症ってヤツだな」
「ま、マスター様……」
「大丈夫ぅ?」
ダークシャドウ側の剣士組が集う。
「くしゃみする度にぽんぽん変なモン出されちゃ敵わねーよ」
「少し……危なかった、です……」
「スリル満点でゾクゾクしたけどねぇ……」
口々に。
「兄さんのせいだって言うのかよ!」
反抗すると同時に手を離せば。
「……くしゅん」
あっ。
「クレイジー様」
「何だよ」
影。
「……!?」
ギャラクティック・ノヴァ。
「なんでえええっ!?」
「言った側から手ぇ離すからだろーが!」
「さ、流石に、大きすぎます……!」
ぎゃいぎゃい。
「……どうします?」
「戦艦が……」
「メタナイトも元気出せって!」
「出せるか!」
「しょーがないなー」
カービィはスターロッドを構える。
「爆発オチなんてサイテーだからねぇ?」