創造神は調子が上がらない!▼
冷蔵庫、洗濯機。……次々と。
「うわっ!」
被害を受けたのであろうカービィが浮遊しながら慌てて逃げてきた。メタナイトを筆頭に剣士たちはそれぞれ顔を見合わせて事態を把握。
「くしゅっ」
絶対にあれだ。
「クレイジー!」
ロイは声を上げる。
「マスターを連れて亜空間に帰れ!」
「はいそうですかって大人しく従うとでも?」
「くしゅん!」
今度はダブルベッド。
「隣見ろ隣!」
「マスターだよ!」
「僕の兄さんが可愛いって話?」
「くしゅん!」
トラック。
「……リンク」
「どうしました?」
「だんだん大きくなっていないか」
……そういえば。
「くしゅん!」
不自然に風の音が止んだ。
「く……クレイジー様」
「お前らまで」
クレイジーは眉を寄せて振り返る。
「……は!?」
戦艦ハルバード。
「ぎゃー!?」
「やめろ壊すな!」
「あれ壊れる運命だから」
「そんな運命があってたまるか!」