今日からワタシは



「あら。恥ずかしがることはないのよ」

シフォンは服の袖に手を通しながら、赤面しているユウを見つめ、くすっと笑って。

「私たち、同じ女性なのだから」
「んなわけがあるか!」

それだけは即座に否定した。

「そ、そうなんですか?」

その発言にゼルダはぱっと離れて、着替え中のサムスの後ろへ。すると、入れ替わるようにしてピーチがユウに接近。

「確かに信じたくない気持ちは分かるわ」
「その前に服をだな……!」
「大丈夫よ。私は嫌いじゃない」

ユウの訴えも聞かず、ピーチは遂に彼の肩をがしっと力強く掴んで一言。

「ふたなりは大いにありよ!」


拳骨。


「フォローのつもりだったんだけど」
「同じこと言われたら私でも殴るわよ」

サムスは首を捻っているピーチから半開きのまま揺れる扉に視線を移して、溜め息。
 
 
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