マスターに御用心!



「どうしようか、兄さん。よいこの皆さんの為にここは一旦CMでも入れとく?」

一方、此方は司会のクレイジー。

「ぎゃああぁあ!」
「外野も五月蝿いしな」
「あああぁああ!」

先程から五月蝿いのはネロである。

「リザードンはさわぐ、を覚えたか?」
「覚えないよー。チートかなぁ」
「や、個人的な問題だと思う」

ルーティはさりげなく、突っ込み。


「しんぴのまもりや!」
「だからどうして受け身なんだ!」

やがて、胸元を晒すリムにユウはいよいよ頬を赤らめる。ぐっと距離が縮まり、リムはたわわな胸を服越しにユウの胸板に押し付けて。じぃ、と見上げながら。

「ユウ……」

囁くように、甘い声で。

「負けて……?」

どくん。ユウの心臓が大きく跳ねる。
 
 
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