ぷにぷにっ!
「な、何でこんな格好……」
「良いではないか! ルーティ殿の普段着だとストッキングが邪魔なんだ」
リオンはルーティをベッドに押し倒す。
「や、ガーター付きニーソはさすがに……というか、なんで押し倒して」
「その方が燃えるからな」
「いいいっ息が荒い、よ……?」
そんなに触りたいなら一回くらいいいかなって思ったけど。さすがに甘く見すぎた。
そうだよね、リオンだからね。ただ触るだけで終わるんだったら誰だってリオンの言うことを聞くのに……ああ、本当に。
僕ってつくづく子供だなぁ――
「そこまでだ!」
突然、扉が大きく開かれて。
現れたのは銃を構えたフォックス。その後ろの方でウルフは壁に背を預け、腕を組んでいる。――呼び付けたのは彼だ。
「……ぁ」
フォックスは目を開いて。