ぷにぷにっ!



一瞬で室内の空気が凍り付いた。

直後、笑いが込み上げてきたのか顔を背け、必死に堪えながら震え出す三人。

「な、なっ……何で、だい?」
「めっ珍しいですねぇ……っくく……」
「てめえらっ!」

覚悟はしていたが、笑いを堪えるその顔に苛立ったのかウルフは真っ赤になりながら銃を取り出し、引き金を引いた。

「ま、ぷはっ……は……待ちなさい!」

ピーチは息を吐き出して爆笑するのを回避すると、乱射し兼ねないウルフを止めて。

「てめえだって笑っただろ!」
「認めるわよ、何から何まで全部!」

ウルフは目を丸くし、銃を下ろす。

「子供組やゲムヲと違う、他にない魅力がルーティにはある……私はそう思う」

ピーチはウルフを指差して。

「貴方も!」
「は」
「ルーティのあの太股っ……一度でも触ってみたいとか思ったことないの!?」
 
 
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