ぷにぷにっ!
何だったんだ。今の感覚は……
「お疲れ、ウルフ」
バトルルームでは今し方大乱闘が終わったところで、部屋に戻るとマルスはチームを組んでいたウルフにタオルを手渡した。
「どうしてあそこで爆弾を投げたのよ」
腰に手を当てながら、ピーチ。
「ラケットで跳ね返す、と読んでいたのですが……どうやら読まれていたみたいで」
チームを組んでいたピーチからお叱りの言葉を受けながら、リンクはウルフに目を向ける。一方のウルフは考え事をしていた。
「シャワーでも浴びてこようかしら」
「なあ」
ウルフは不意に声をかけて。
それだけでも珍しい。マルスとリンクは顔を見合わせ、ピーチは小首を傾げる。
「……その」
ウルフは言いづらそうに目を逸らして。
「ルーティの……太股、なんだが。あれは……そ、そんなに触りたいものなのか?」