五条に髪切ってって言われてドキドキして家に行ったらあちらも我慢の限界だったみたいで…!
ヒロイン名
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「五条さん、けっこう髪伸びましたね」
「そっかぁーボク髪伸びるのめちゃ早いんだよね。色男だから。あと性欲強いし」
「性欲?!何言ってるんですか」
焦るミオに
「ウブでかわいーねー」と言った五条は伸びた髪をひょいとつまむと突然目を輝かせた。
「そーだ!キミ髪切ってくれない?」
「そんなこと!皆の憧れ五条さんの髪を切るなんて責任重大すぎて私なんかにはできません」
「ボクの頼み、断るっていうのかい?」
「こ、断りづらい……!」
「じゃあ、今度の休み、ボクの家でよろしく」
「えー!五条さんの家なんて行ったことないよー!」
五条の家はすっきりしていて、余計なものがなかった。
「綺麗に片付いてますね……」
「男の一人暮らしだからねー。最低限のものしかないの」
「はぁ、あの、見物の方などはいないのでしょうか」
「は?いるわけないでしょ。二人きりだよ。いたら意味ないし」
「え、何の意味ですか。じゃあ心を決めて。
一応メンズのファッション誌は買ってきたんですけど、見てください。
ど、どんな髪型がいいですか?」
「んー、任せるよ」
とファッション誌をパラパラめくりながらものらりくらりやる気なさそう。
「てゆかモデルよりボクのほうがグッドルッキングガイだと思わない?」
ファッション誌のカバーを指差しにこにこ聞いてくる五条。
ミオは二人きりなのに、ドキドキしてるのは自分だけなのかな、と不安なミオはつい、
「はいはい、そうですねー」
と適当に同意してしまう。
本当は五条の方が確かに遥かにかっこいいと思いながらも、それを顔に出せない性格なのだ。
「人の髪なんて切ったことないから緊張します……」
「まあまあいつも呪霊ズパッと切ってるじゃない、ミオちゃんの腕前は一流だと思うよー」
ミオは思った。
ほら、会話噛み合ってない……呪霊討伐の腕前持ってこられても全然嬉しくないよ。
一流だから私を家に呼んだのかな……二人きりに長時間なっちゃうのに……。
「五条さんほどの方に一流といっていただけると安心しますね」
ミオは心にもないことを言った。
「不安そうだね。ハサミ震えてるよ?とても普段の凛とした姿からは想像できない。大丈夫?迷惑だった?」
五条もミオが不安がっていることに気づいたようだった。
「迷惑じゃないけど、やだとはいってるじゃないですか……」
「それでも僕はキミといたいんだ!迷惑かもしれないけど……!」
突然そんな甘いことを言い出した五条にミオはびっくりした。
もしかして五条さんは私のことが好きなのかな……?
そんな伝説の人と両思いなんてそんな幸福が私に訪れるわけない……と思い直しながら、髪をチョキチョキと切っていく。
でも今の発言、訊いてみよう……。
「五条さんは私のことどう思ってるんですか?家にまで呼んで……」
「はは、分からないかー。
髪切ってって頼んだ時点でわかってほしかったけどねー」
「髪切るってそんな特別感あることなんですか……?」
「ミオちゃんの好みの髪型にしていいっていう意味なんだけど」
「え、それって……」
ミオが髪を切る手を止めた時、突然五条は叫んだ。
「好きなんだミオちゃん!キミのことが!めちゃめちゃにしてやりたいって気持ちが抑えられないくらい……!」
「え……?めちゃめちゃ……?!」
赤くなるミオ。
「なんで五条さんともあろう方が髪切るのに紛れてみたいな遠回りな告り方するんですか。
本当に私のこと好きなんですか」
「好きすぎて振られたら耐えられなさそうだから紛れさせてもらったよ。
ボク女に振られたことないし」
「何気に自慢ですか、余裕ですね」
「余裕なんてないよ、もしキミが髪切り終わってしまったら、ここボクの家だし、たぶんキミのことめちゃめちゃにしちゃうと思う」
「えっ!」
ミオは手元が狂ってシャキン!と多めに耳のそばの髪を切ってしまった。
すると真っ赤に染まった耳たぶが出てきた。
「五条さん……本当なんですね……」
「え、どこ見て確信してんの。
もしかして耳赤くなってる?
だから本当だって!
ミオちゃんはボクにも誰にも平等な接し方するし、全然気持ち分からないし!
で、なるの?
ボクのことを初めて振った女になるの?」
「なんていう返事の聞き方するんです。
……それもいいなー」
「え?!」
慌て出す五条。
ふだん冷静に立ち振る舞う、その姿からは想像できないほど慌てている。
「振られないためには口を塞ぐしか……!
髪、切り終わったみたいだね……!」
なんと五条は出し抜けにミオの唇に自分のくちびを重ねてきた。
頭が真っ白になり、やがて真っ赤になるミオ。
思わず、五条を突き飛ばす。
「信じられません!
順番ってものがあるし、今私の返事待ちターンでしたよね?!」
しょぼんとする五条。
「だって振るつもりなんでしょ……」
「五条さんにとってもはや女性関係で初めてのことなんてないんだろうなと思ってちょっと寂しい気持ちになったから言ってみただけですよ」
「え、寂しい?それって」
「好きですよ五条さん」
ミオは観念したように、五条とは対照的に小声で呟いた。
「やったー!」
そのまま何度もキスして、やんわり組み敷こうとする五条。
「それはちょっと早くないですか?
落ちた髪の毛片付けないと……!」
「何言ってんの?
髪の毛なんて後でいいし。
オレがどれだけ、何年間我慢したと思ってるの……」
「何年?!
一体いつから私のこと好きなんですか……?」
「初めて会った時からずっとだよ?」
「初めて?!」
「そ!一目惚れってやつだね。
それと、キミに対しては初めて持つ感情ばかりでボクはけっこういっぱいいっぱいなんだよ」
「本当ですか……?」
「本当。
例えば愛しい。愛してる」
五条は同意を得たとばかりに再びミオを組み敷いた。
そして、二人は初めて一人になった。
終わってシャワーを浴びた後、五条は鏡を覗き見た。
「結局いつもの髪型にしてくれたんだね」
「はい」
「ボクにあんまり興味ないんじゃないよね……」
「そのままの五条さんがかっこいいと思うので」
五条は思わずミオを再び抱きしめた。
終わり☆
「そっかぁーボク髪伸びるのめちゃ早いんだよね。色男だから。あと性欲強いし」
「性欲?!何言ってるんですか」
焦るミオに
「ウブでかわいーねー」と言った五条は伸びた髪をひょいとつまむと突然目を輝かせた。
「そーだ!キミ髪切ってくれない?」
「そんなこと!皆の憧れ五条さんの髪を切るなんて責任重大すぎて私なんかにはできません」
「ボクの頼み、断るっていうのかい?」
「こ、断りづらい……!」
「じゃあ、今度の休み、ボクの家でよろしく」
「えー!五条さんの家なんて行ったことないよー!」
五条の家はすっきりしていて、余計なものがなかった。
「綺麗に片付いてますね……」
「男の一人暮らしだからねー。最低限のものしかないの」
「はぁ、あの、見物の方などはいないのでしょうか」
「は?いるわけないでしょ。二人きりだよ。いたら意味ないし」
「え、何の意味ですか。じゃあ心を決めて。
一応メンズのファッション誌は買ってきたんですけど、見てください。
ど、どんな髪型がいいですか?」
「んー、任せるよ」
とファッション誌をパラパラめくりながらものらりくらりやる気なさそう。
「てゆかモデルよりボクのほうがグッドルッキングガイだと思わない?」
ファッション誌のカバーを指差しにこにこ聞いてくる五条。
ミオは二人きりなのに、ドキドキしてるのは自分だけなのかな、と不安なミオはつい、
「はいはい、そうですねー」
と適当に同意してしまう。
本当は五条の方が確かに遥かにかっこいいと思いながらも、それを顔に出せない性格なのだ。
「人の髪なんて切ったことないから緊張します……」
「まあまあいつも呪霊ズパッと切ってるじゃない、ミオちゃんの腕前は一流だと思うよー」
ミオは思った。
ほら、会話噛み合ってない……呪霊討伐の腕前持ってこられても全然嬉しくないよ。
一流だから私を家に呼んだのかな……二人きりに長時間なっちゃうのに……。
「五条さんほどの方に一流といっていただけると安心しますね」
ミオは心にもないことを言った。
「不安そうだね。ハサミ震えてるよ?とても普段の凛とした姿からは想像できない。大丈夫?迷惑だった?」
五条もミオが不安がっていることに気づいたようだった。
「迷惑じゃないけど、やだとはいってるじゃないですか……」
「それでも僕はキミといたいんだ!迷惑かもしれないけど……!」
突然そんな甘いことを言い出した五条にミオはびっくりした。
もしかして五条さんは私のことが好きなのかな……?
そんな伝説の人と両思いなんてそんな幸福が私に訪れるわけない……と思い直しながら、髪をチョキチョキと切っていく。
でも今の発言、訊いてみよう……。
「五条さんは私のことどう思ってるんですか?家にまで呼んで……」
「はは、分からないかー。
髪切ってって頼んだ時点でわかってほしかったけどねー」
「髪切るってそんな特別感あることなんですか……?」
「ミオちゃんの好みの髪型にしていいっていう意味なんだけど」
「え、それって……」
ミオが髪を切る手を止めた時、突然五条は叫んだ。
「好きなんだミオちゃん!キミのことが!めちゃめちゃにしてやりたいって気持ちが抑えられないくらい……!」
「え……?めちゃめちゃ……?!」
赤くなるミオ。
「なんで五条さんともあろう方が髪切るのに紛れてみたいな遠回りな告り方するんですか。
本当に私のこと好きなんですか」
「好きすぎて振られたら耐えられなさそうだから紛れさせてもらったよ。
ボク女に振られたことないし」
「何気に自慢ですか、余裕ですね」
「余裕なんてないよ、もしキミが髪切り終わってしまったら、ここボクの家だし、たぶんキミのことめちゃめちゃにしちゃうと思う」
「えっ!」
ミオは手元が狂ってシャキン!と多めに耳のそばの髪を切ってしまった。
すると真っ赤に染まった耳たぶが出てきた。
「五条さん……本当なんですね……」
「え、どこ見て確信してんの。
もしかして耳赤くなってる?
だから本当だって!
ミオちゃんはボクにも誰にも平等な接し方するし、全然気持ち分からないし!
で、なるの?
ボクのことを初めて振った女になるの?」
「なんていう返事の聞き方するんです。
……それもいいなー」
「え?!」
慌て出す五条。
ふだん冷静に立ち振る舞う、その姿からは想像できないほど慌てている。
「振られないためには口を塞ぐしか……!
髪、切り終わったみたいだね……!」
なんと五条は出し抜けにミオの唇に自分のくちびを重ねてきた。
頭が真っ白になり、やがて真っ赤になるミオ。
思わず、五条を突き飛ばす。
「信じられません!
順番ってものがあるし、今私の返事待ちターンでしたよね?!」
しょぼんとする五条。
「だって振るつもりなんでしょ……」
「五条さんにとってもはや女性関係で初めてのことなんてないんだろうなと思ってちょっと寂しい気持ちになったから言ってみただけですよ」
「え、寂しい?それって」
「好きですよ五条さん」
ミオは観念したように、五条とは対照的に小声で呟いた。
「やったー!」
そのまま何度もキスして、やんわり組み敷こうとする五条。
「それはちょっと早くないですか?
落ちた髪の毛片付けないと……!」
「何言ってんの?
髪の毛なんて後でいいし。
オレがどれだけ、何年間我慢したと思ってるの……」
「何年?!
一体いつから私のこと好きなんですか……?」
「初めて会った時からずっとだよ?」
「初めて?!」
「そ!一目惚れってやつだね。
それと、キミに対しては初めて持つ感情ばかりでボクはけっこういっぱいいっぱいなんだよ」
「本当ですか……?」
「本当。
例えば愛しい。愛してる」
五条は同意を得たとばかりに再びミオを組み敷いた。
そして、二人は初めて一人になった。
終わってシャワーを浴びた後、五条は鏡を覗き見た。
「結局いつもの髪型にしてくれたんだね」
「はい」
「ボクにあんまり興味ないんじゃないよね……」
「そのままの五条さんがかっこいいと思うので」
五条は思わずミオを再び抱きしめた。
終わり☆
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