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冬の冷たい雨がしとしと降る夜、予報では夜遅くに雪に変わるだろうと言われていたが変わる気配もなく雨が降り続いている。
俺は路地裏に居た。
若い女を1人。仕留めて快感を味わいながら自宅へとは向かっていると、ヒールを鳴らしながら俺の前から歩いてくる人影が正面にぼんやり見えた。
『こんな夜遅くに女1人で出歩く。しかも裏路地にヒールを履いて歩いているなんざ馬鹿なサイコパス野郎かサイコパスに憧れてる馬鹿共に私を殺してと言ってる様なもんなのにな。』
と思いながら女とすれ違おうとした時、
女は止まり
「ねぇ、あなた。ゴーストフェイスでしょ?私のこと殺して下さらない?」
俺は驚き、女の方を振り返った
すれ違いざまにふんわりと漂った香水らしき香りも今着ている服や身につけている小物。全てが上等なもの。それが似合い、それに劣らない美しさを持った女がそこにいた。
「正体がバレちゃしょうがねぇな。俺はサイコパスだぞ?」
「わかって言ってるわ。私は貴方に殺されたいの。だから殺して下さらない?私は死ねる。貴方は愉しめる。win-winの関係じゃないかしら。貴方が思う最高の舞台で私を殺して欲しいの!」
そうクスクス笑いながら喋る女も最高に狂っていると思ったし、その狂っている所が美しいとも思った。
『何故死にたいのか。』
聞こうとは思ったが、それは最後の嬉しみに取っておこう。
その女の話に俺は乗った。
「殺してくれるまでは私の家を隠れ家に使うといいわ。部屋も余ってるし、私一人じゃ広すぎるの…」
と目を潤ませ上目遣いで見てくる女を放置できるほどのクソ野郎でもない。
立てていた計画がある。その為には隠れ家が必要だ。
それを探す手間を省けたと考えればかなりおいしい話だった。
暮らしてみると、お互い忙しくすれ違いが多い。
食事もほとんど別々。だが、夜寝る時は一緒だった。
なぜ一緒のベッドで寝るようになったかは思い出そうとしてもよく分からない。
多分成り行き。どっちかが遅く帰ってきてもベッドに入るまで待っている。
まあ、男女が同じベッドで寝る。やるとこはやっている。
体の相性はとてもいいと思う。俺はそう思っている。
あいつのプロモーションもかなり良い。かなりの美人だ。声も凛としているが心地よく、情事の時はいい声で鳴く。
殺したくない訳では無い。だが、もう少しそばにいたい…
それが仇となる事は思いもしなかった
自宅と職場とこの隠れ家の行き来が慣れた頃
そろそろあいつのために最高の舞台を用意しようと騒ぎを起こした。
朝からそのニュースで持ちきりだ。
俺は自らの思い描いた物語が実現しその祝杯を上げ、それについて書かれた記事を見て身震いをした
『最高の舞台は出来上がったあとはあいつをこの舞台の上で殺すだけ…』
隠れ家として使っているあいつの家でニュースを見ていると周りに霧が現れ、その中から女性の叫び声が聞こえた。
俺は期待に胸を弾ませた。
戻ってきたらあいつを殺せばいい。
そう、戻ってきたら…
俺は霧の中へと進んだ。
都市伝説的な話で霧の森のことは聞いた事があったが、深くは知らない。
ただこの殺す快楽を永遠に味わえるという事は覚えていた。
あいつを殺してこっちに来るべきだったとこちら側に来て後悔した。
あいつはまだ生きているのだろうか…
生きていようが、死んでいようが俺の獲物には変わりない。
あの最高の女を俺の手で…
俺は路地裏に居た。
若い女を1人。仕留めて快感を味わいながら自宅へとは向かっていると、ヒールを鳴らしながら俺の前から歩いてくる人影が正面にぼんやり見えた。
『こんな夜遅くに女1人で出歩く。しかも裏路地にヒールを履いて歩いているなんざ馬鹿なサイコパス野郎かサイコパスに憧れてる馬鹿共に私を殺してと言ってる様なもんなのにな。』
と思いながら女とすれ違おうとした時、
女は止まり
「ねぇ、あなた。ゴーストフェイスでしょ?私のこと殺して下さらない?」
俺は驚き、女の方を振り返った
すれ違いざまにふんわりと漂った香水らしき香りも今着ている服や身につけている小物。全てが上等なもの。それが似合い、それに劣らない美しさを持った女がそこにいた。
「正体がバレちゃしょうがねぇな。俺はサイコパスだぞ?」
「わかって言ってるわ。私は貴方に殺されたいの。だから殺して下さらない?私は死ねる。貴方は愉しめる。win-winの関係じゃないかしら。貴方が思う最高の舞台で私を殺して欲しいの!」
そうクスクス笑いながら喋る女も最高に狂っていると思ったし、その狂っている所が美しいとも思った。
『何故死にたいのか。』
聞こうとは思ったが、それは最後の嬉しみに取っておこう。
その女の話に俺は乗った。
「殺してくれるまでは私の家を隠れ家に使うといいわ。部屋も余ってるし、私一人じゃ広すぎるの…」
と目を潤ませ上目遣いで見てくる女を放置できるほどのクソ野郎でもない。
立てていた計画がある。その為には隠れ家が必要だ。
それを探す手間を省けたと考えればかなりおいしい話だった。
暮らしてみると、お互い忙しくすれ違いが多い。
食事もほとんど別々。だが、夜寝る時は一緒だった。
なぜ一緒のベッドで寝るようになったかは思い出そうとしてもよく分からない。
多分成り行き。どっちかが遅く帰ってきてもベッドに入るまで待っている。
まあ、男女が同じベッドで寝る。やるとこはやっている。
体の相性はとてもいいと思う。俺はそう思っている。
あいつのプロモーションもかなり良い。かなりの美人だ。声も凛としているが心地よく、情事の時はいい声で鳴く。
殺したくない訳では無い。だが、もう少しそばにいたい…
それが仇となる事は思いもしなかった
自宅と職場とこの隠れ家の行き来が慣れた頃
そろそろあいつのために最高の舞台を用意しようと騒ぎを起こした。
朝からそのニュースで持ちきりだ。
俺は自らの思い描いた物語が実現しその祝杯を上げ、それについて書かれた記事を見て身震いをした
『最高の舞台は出来上がったあとはあいつをこの舞台の上で殺すだけ…』
隠れ家として使っているあいつの家でニュースを見ていると周りに霧が現れ、その中から女性の叫び声が聞こえた。
俺は期待に胸を弾ませた。
戻ってきたらあいつを殺せばいい。
そう、戻ってきたら…
俺は霧の中へと進んだ。
都市伝説的な話で霧の森のことは聞いた事があったが、深くは知らない。
ただこの殺す快楽を永遠に味わえるという事は覚えていた。
あいつを殺してこっちに来るべきだったとこちら側に来て後悔した。
あいつはまだ生きているのだろうか…
生きていようが、死んでいようが俺の獲物には変わりない。
あの最高の女を俺の手で…