beaucoup de bonheur!
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学校に行く時間もなく仕事が入る日々が続いて早4ヶ月
久しぶりに自宅でのんびりしていると、七海さんから連絡が入る
[少しの時間でいいので空いてる日ありますか?]
七海さんらしいメッセージ。
伊地知さんと七海さんってなんか似てる。真面目だから?
いや、伊地知さんは真面目だけど『労働はクソだ!』と言っている七海さんを真面目と言ってもいいのだろうか。真面目だけどぶっ飛んでいるというか呪術師らしいイカレ具合というか…
真面目だけど、真面目じゃない。でも一般人として企業で働いていたから慣れているのか。
とりあえず返事を返す
[今日明日なら空いてますよ。明後日からまた海外出張なので…]
[貴女も忙しい方ですね。では明日、14時半青山のいつものカフェで]
[了解です。]
今日は表参道あたりにでも行って、メゾンマルジェラのA/Fコレクションでも見てタピオカでも飲んでこよう。タピオカってそこまで美味しいか?と思いつつあの食感が癖になる。
七海さんと会う当日
後ちょっとで9月だが、日差しと気温は真夏並みだ。
蝉の鳴く声がその暑さをさらに助長させている。
待ち合わせの場所までフラフラと歩いて向かう。
お店に着いたのは14時を少しすぎた頃。
店員に待ち合わせだと伝える
店内を見渡すと、窓際でブロンズヘアの高身長が足を組んで本を読んでいた。
「七海さん。お疲れ様です。お待たせしました。」
軽い挨拶を交わし、席に着く
やってきた店員にコーヒーとミルクレープを頼む。
「これ、北海道のお土産です。」
「ありがとうございます!白い恋人!好きなんですよねー」
「前に白い恋人とバターサンドが好きって言ってたのをたまたま耳にしましてね。」
「なるほど…」
ここから先は"同業者"としての軽い報告を含めた愚痴だ
「七海さん、こっちは先日メールした通りなんですけど、そっちはどうでした?」
「似たような感じでしたよ。まあ呪霊に食われてましたが…」
「ふーん…食われていた。かぁ…なーんで人は人を生き返らせたがるのかね。生きている限り死はつきもので、私達は生まれ落ちた瞬間から死への道を歩いている。みたいな事を誰か言ってたのに。」
「コユネイル…ですかね?人生初1歩1歩、死に向かっている。は有名ですよね」
「んー。お釈迦様だって人は死ぬ。当たり前だ。って言ってるんだもん。仲間が死ぬのは辛いけど、生き返ることは無い。死を受けいれて歩いていくしかないし。」
「木之本さん…あなた幾つですか?悟りすぎてません?」
「いや、ほら。向こうでも死ぬ呪術師や自分が殺した呪詛師とかいっぱい見たし。こんな私でも立ち直れないであろうことはあるよ。私七海さんが死んだら立ち直れないと思う。だから死なないで。なんて無責任な事は言わないよ。ただ死んだら寂しがる人もいるって事だけ覚えておいてください。」
「なるほど…死なないように努力だけはしますね。」
「んー。とりあえず私明日からの用意おわってないから帰りますね。お土産欲しいのあったらいつもの様に連絡くださいね。」
「支払いは私がします。木之本さんも気をつけてください。貴女は特別なんですから。」
「あはは。私七海さんの特別な人になりたかったな。あのバカはどうしようもないくらいクソ野郎だから…ご馳走様でした。」
七海から乾いた笑いが出る。
席をたち店を後にする。
帰ったら用意をしなければ…なぁんも終わっていない。
とりあえず明日のフライト時間を聞いてきた伊地知さんに連絡する。
多分空港まで送ってくれるのであろう。
私いつになったら学校に行けるの…
久しぶりに自宅でのんびりしていると、七海さんから連絡が入る
[少しの時間でいいので空いてる日ありますか?]
七海さんらしいメッセージ。
伊地知さんと七海さんってなんか似てる。真面目だから?
いや、伊地知さんは真面目だけど『労働はクソだ!』と言っている七海さんを真面目と言ってもいいのだろうか。真面目だけどぶっ飛んでいるというか呪術師らしいイカレ具合というか…
真面目だけど、真面目じゃない。でも一般人として企業で働いていたから慣れているのか。
とりあえず返事を返す
[今日明日なら空いてますよ。明後日からまた海外出張なので…]
[貴女も忙しい方ですね。では明日、14時半青山のいつものカフェで]
[了解です。]
今日は表参道あたりにでも行って、メゾンマルジェラのA/Fコレクションでも見てタピオカでも飲んでこよう。タピオカってそこまで美味しいか?と思いつつあの食感が癖になる。
七海さんと会う当日
後ちょっとで9月だが、日差しと気温は真夏並みだ。
蝉の鳴く声がその暑さをさらに助長させている。
待ち合わせの場所までフラフラと歩いて向かう。
お店に着いたのは14時を少しすぎた頃。
店員に待ち合わせだと伝える
店内を見渡すと、窓際でブロンズヘアの高身長が足を組んで本を読んでいた。
「七海さん。お疲れ様です。お待たせしました。」
軽い挨拶を交わし、席に着く
やってきた店員にコーヒーとミルクレープを頼む。
「これ、北海道のお土産です。」
「ありがとうございます!白い恋人!好きなんですよねー」
「前に白い恋人とバターサンドが好きって言ってたのをたまたま耳にしましてね。」
「なるほど…」
ここから先は"同業者"としての軽い報告を含めた愚痴だ
「七海さん、こっちは先日メールした通りなんですけど、そっちはどうでした?」
「似たような感じでしたよ。まあ呪霊に食われてましたが…」
「ふーん…食われていた。かぁ…なーんで人は人を生き返らせたがるのかね。生きている限り死はつきもので、私達は生まれ落ちた瞬間から死への道を歩いている。みたいな事を誰か言ってたのに。」
「コユネイル…ですかね?人生初1歩1歩、死に向かっている。は有名ですよね」
「んー。お釈迦様だって人は死ぬ。当たり前だ。って言ってるんだもん。仲間が死ぬのは辛いけど、生き返ることは無い。死を受けいれて歩いていくしかないし。」
「木之本さん…あなた幾つですか?悟りすぎてません?」
「いや、ほら。向こうでも死ぬ呪術師や自分が殺した呪詛師とかいっぱい見たし。こんな私でも立ち直れないであろうことはあるよ。私七海さんが死んだら立ち直れないと思う。だから死なないで。なんて無責任な事は言わないよ。ただ死んだら寂しがる人もいるって事だけ覚えておいてください。」
「なるほど…死なないように努力だけはしますね。」
「んー。とりあえず私明日からの用意おわってないから帰りますね。お土産欲しいのあったらいつもの様に連絡くださいね。」
「支払いは私がします。木之本さんも気をつけてください。貴女は特別なんですから。」
「あはは。私七海さんの特別な人になりたかったな。あのバカはどうしようもないくらいクソ野郎だから…ご馳走様でした。」
七海から乾いた笑いが出る。
席をたち店を後にする。
帰ったら用意をしなければ…なぁんも終わっていない。
とりあえず明日のフライト時間を聞いてきた伊地知さんに連絡する。
多分空港まで送ってくれるのであろう。
私いつになったら学校に行けるの…
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