Plaie d’argent n’est pas mortelle.
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忘れ物を取りに教室に戻ると、電気が付いていない教室で椅子に座る木之本いた
微動だにせず座っているから、寝てるならば起こして連れてこうと言うのが表向きの理由。
もし寝ているのであればそのビスクドールの様な姿を眺めようと思ったのだ、我ながら変態だと思う。
とりあえず教壇側から入り木之本の顔を見ると
とても怖くでも悲しい顔をていた。
とても悲しそうだったので思わず声をかけた。
「なぁ、木之本、どうしたんだ?悲しい顔をして。何かあったか?」
…
「えっ?あっ、そういう訳じゃないんだけど、私悲しい顔してる?」
「うん。してる。何があったのかは知らねーけど、何時もすました顔をしてる木之本もそんな顔するんだなぁって。あっ!別に変な意味じゃねぇからな!あの…その。木之本って人形っぽいからさ…」
余計な事も言ってしまう。間が空いたが木之本が急に笑いだした
「あははっ!まじか。ははっ。悠仁ってホントに面白いよね。詳しい話も任務の話もできないけど、ありがと。次の授業始まってるケド
ふたりでサボっちゃう?」
木之本らしくないセリフに俺はビックリした
「えっ?サボる?俺と木之本が?授業をサボる?」
「うん。あー…でもあのバカには私たちがどこにいるかバレちゃうよね…バレたら真希さんに締め上げられそう。」
真希さん…だけじゃなく、悪ノリするその他2年生組に締めあげられるのが想像出来てしまう
今日も外で体術の授業だ。締め上げられたくないから日差しが得意ではない彼女の日傘を持つ
「行くだろ?」
「うん。日傘ありがとう、声掛けてくれてホントありがとね。」
「おう!」
とりあえず、罰として2年生にパシられただけで済んだ。
放課後に知っているであろう大人に詳しい話を聞いて見ることにした。
夕方、事務所にいた伊地知さんに木之本のことを聞いたらもう現場に向かったそうだ。
そのまま詳しく聞いても良かったのだが、五条先生との個人レッスンが控えていたのでその場をあとにした。
日が出ている時は暑いのに、日が落ちると肌寒く感じる。秋らしいいい日だ。
五条先生との個人レッスンが終わり、木之本のことを聞いてみた。
『彼女の任務はなんだ。』
とストレートに…
そしたら思っていなかった答えが返ってきた。
「あー。雪江はね、基本任務は呪詛師や真っ当な呪術師に仇なす呪術師殺しなんだよ。もちろん呪霊を祓う任務もある。僕もやってるよ?」
「えっ?呪詛師も人間だよな?人間を殺して…る…のか?」
「えーっとね。この高専を潰そうとしていたり、侵入してあれこれしようとしている呪術師とか呪術師殺しをしている奴らを尋問、その後殺害。まあそのまま殺害の時もあるけどネ。」
「生徒にそんなことやらせてるのかよ!人に見られない所で泣いてるんだぞ!あいつ!」
声を荒らげてしまった。
「知ってるよ。泣いていることも、その理由もね。彼女、その任務中学生の頃からしてるしね。」
中学生からというのに驚きポカーンとしてしまった。我ながらかなりの間抜け面していたと思う
「雪江はね、かなりイカれてるよ。あれは生まれながらのものだと思うよ。泣いている理由も相当やばい理由なんだよね。まあ彼女のケアは僕に任せて。家同士が決めたとはいえ、一応子婚約者ですからね。」
ドヤ顔で言うもんだからムカついた。
「悠仁、君か強くなれば雪江もラクになるんじゃないかなぁ」
とも言われたからという訳じゃないが、みんなを守れるくらい強くなってやろうと思う。
微動だにせず座っているから、寝てるならば起こして連れてこうと言うのが表向きの理由。
もし寝ているのであればそのビスクドールの様な姿を眺めようと思ったのだ、我ながら変態だと思う。
とりあえず教壇側から入り木之本の顔を見ると
とても怖くでも悲しい顔をていた。
とても悲しそうだったので思わず声をかけた。
「なぁ、木之本、どうしたんだ?悲しい顔をして。何かあったか?」
…
「えっ?あっ、そういう訳じゃないんだけど、私悲しい顔してる?」
「うん。してる。何があったのかは知らねーけど、何時もすました顔をしてる木之本もそんな顔するんだなぁって。あっ!別に変な意味じゃねぇからな!あの…その。木之本って人形っぽいからさ…」
余計な事も言ってしまう。間が空いたが木之本が急に笑いだした
「あははっ!まじか。ははっ。悠仁ってホントに面白いよね。詳しい話も任務の話もできないけど、ありがと。次の授業始まってるケド
ふたりでサボっちゃう?」
木之本らしくないセリフに俺はビックリした
「えっ?サボる?俺と木之本が?授業をサボる?」
「うん。あー…でもあのバカには私たちがどこにいるかバレちゃうよね…バレたら真希さんに締め上げられそう。」
真希さん…だけじゃなく、悪ノリするその他2年生組に締めあげられるのが想像出来てしまう
今日も外で体術の授業だ。締め上げられたくないから日差しが得意ではない彼女の日傘を持つ
「行くだろ?」
「うん。日傘ありがとう、声掛けてくれてホントありがとね。」
「おう!」
とりあえず、罰として2年生にパシられただけで済んだ。
放課後に知っているであろう大人に詳しい話を聞いて見ることにした。
夕方、事務所にいた伊地知さんに木之本のことを聞いたらもう現場に向かったそうだ。
そのまま詳しく聞いても良かったのだが、五条先生との個人レッスンが控えていたのでその場をあとにした。
日が出ている時は暑いのに、日が落ちると肌寒く感じる。秋らしいいい日だ。
五条先生との個人レッスンが終わり、木之本のことを聞いてみた。
『彼女の任務はなんだ。』
とストレートに…
そしたら思っていなかった答えが返ってきた。
「あー。雪江はね、基本任務は呪詛師や真っ当な呪術師に仇なす呪術師殺しなんだよ。もちろん呪霊を祓う任務もある。僕もやってるよ?」
「えっ?呪詛師も人間だよな?人間を殺して…る…のか?」
「えーっとね。この高専を潰そうとしていたり、侵入してあれこれしようとしている呪術師とか呪術師殺しをしている奴らを尋問、その後殺害。まあそのまま殺害の時もあるけどネ。」
「生徒にそんなことやらせてるのかよ!人に見られない所で泣いてるんだぞ!あいつ!」
声を荒らげてしまった。
「知ってるよ。泣いていることも、その理由もね。彼女、その任務中学生の頃からしてるしね。」
中学生からというのに驚きポカーンとしてしまった。我ながらかなりの間抜け面していたと思う
「雪江はね、かなりイカれてるよ。あれは生まれながらのものだと思うよ。泣いている理由も相当やばい理由なんだよね。まあ彼女のケアは僕に任せて。家同士が決めたとはいえ、一応子婚約者ですからね。」
ドヤ顔で言うもんだからムカついた。
「悠仁、君か強くなれば雪江もラクになるんじゃないかなぁ」
とも言われたからという訳じゃないが、みんなを守れるくらい強くなってやろうと思う。
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