テニスの王子様
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テニス部部室入り口前。
テニス部員が練習を終え入り口の前で立ち止まっている。その理由は中から聞こえてくる声が、原因である
「あっ……千…里!やっも、無理…」
「瑠々まだこれからたい…力………ぬいてくれんと」
「む…り」
いやらしい声が部室の中から聞こえてくる。健也はプルプルとこぶしを震わせながら、もう我慢できへんわ!と部室のドアを思いっきり開けた
「部室で何やってんねん!!!!」
「「………何って…
マッサージ」」
健也が怒鳴りながら入ると、ポカーンとした顔で千里と瑠々は言った。
それを見ていた光が、はぁとため息をつきながら健也にぼそりという
「…兼也さん…格好悪いっすわ」
「……まっまぎらわしいねん!!!」
「落ち着きや…金ちゃん見てみ?フリーズしてもうてる」
そんな部員たちを見ながら、瑠々はあきれ顔で怒る
「なに変な妄想してるの?何考えてんのバカ!変態!」
「まぁどう妄想しようが構わんたい。事実、家に帰るとヤッて「黙れ何も言うな!!つか何言おうとしてんねん!!ふざけんなや!」
「瑠々…関西弁に戻っとるよ?」
「誰のせいよ!!!!」
千里のせいでいつもグダグダになってしまう。瑠々はふと思った…千里と付き合ってて身が持つのだろうかと…とりあえず、今までのことも踏まえて、イライラしてきたので、一発かましとこうと思った瑠々は、千里のお腹に一撃を食らわせた。
ドスッと鈍い音がする。
「ぅ…瑠々?なんね………急に…ケホ」
「急にじゃない…イライラした」
「あっ瑠々~~!」
「あぁ~小春!ホイポッキー!」
「いやーん好き好き!」
「ふふっ!」
「ちょっ近づきすぎたい!瑠々は、俺のばい!」
「………////////」
小春が瑠々の頬に触れるか触れないかくらいの距離でいると、千里が瑠々の腕をつかみ自分の方へと引き寄せながら怒る。
引き寄せられた瑠々は、真っ赤な顔をしながらうつむく。
「(人前でそんな恥ずかしい//////バカバカ)」
「俯いたままどうしたと?」
「誰のせいだと!バカッ/////」
「むずらしか////」
なんやかんやで、べたべたな2人に部員たちはただただこんのバカップルめと思っていた。
そんな事とは知らず、瑠々は何かお思い出したような顔をして千里に問いかける
「そうだ!千里もう帰れる?帰ろう!」
「ちょい待っといて!着替えてくるたい」
「ほーい!そだ忘れてた!親居ないからご飯、食べに来る?一人寂しい…」
「行く!行くたい!」
「ほんと!わーい!!じゃー早く着替えてきて!」
瑠々がそういうと、千里はダッシュで着替えに向かった。部室にいる瑠々は、そそくさと外に出て、校門で待っている。
そこに着替えが終わった千里が猛ダッシュで瑠々の方へと走ってくる
「待たせたばい」
「そんな急がなくてもw」
「瑠々~!!」
「?金ちゃん!どったの?」
千里の後ろから金ちゃんが走って瑠々の前に来る。
駄々っ子のように体をゆすりながら、瑠々におねだりを始めた
「わいも瑠々ん家行きたいわ!連れてってーな!」
「…それは、だめたい。俺と2人で過ごすから」
「ずるいわそんなん!なぁ瑠々~」
「ごめん金ちゃん…また今度皆で遊びに来てよ。今日はごめん」
その回答に、金ちゃんはプクーッと頬を膨らませて 「瑠々!今度絶対やで!」 と言って走り去って行った
それを見送り、瑠々達は、家へと向かった
家にたどり着き、玄関のカギを開けドアを開いて瑠々は千里の方に振り替えりながら招き入れる
「はい、いらっしゃい」
「お邪魔するばい」
「よっし何食べたい?」
「瑠々…」
にっこり笑顔で瑠々の目を見ながら変態発言をかます千里
そんな回答に瑠々は少し大きな声で返す
「……いやいやいやニッコリしながら何を言っているの!!ちがくて!食べ物のことね!私食べ物違う!」
「なんね…そげに照れんでもよかとよ」
「照れてないし!あーもー!カツカレーね!簡単だし、量もあるし!」
「手伝っちゃる」
「うん!ありがとう」
2人はエプロンをつけ、台所に立つ。瑠々は野菜の皮をむき、その皮がむかれた野菜を千里が切っていく。まずカレーから作り、煮込んでる間に、冷蔵庫で作っておいたカツを揚げていく。
途中、千里が何回か瑠々を後ろから抱き着いたり、キスをしようとしたりでいろいろあったが、何とか調理は終わり、テーブルに運び、席に着く
「たっべるぞー!」
「そげに気合い入れんでも」
「何を言っているの?食べたらゲームするんだから!」
「わかったわかった」
張り切る瑠々に、妹をあやすような言い方でなだめられる。
なんだよ~と言わんばかりの顔をする瑠々だが、お腹がすいては言葉も出ないので、ご飯を食べ始める
「ん~おいしい」
「瑠々の方が美味かとに」
「……はい今から下ネタ禁止!!!言ったら別れるから!」
「!わかったとよ」
「よろしい!…ん美味い」
「むずらしか(食べてしまいたい)」
何やら危ない事を考えてるなんて、ご飯に夢中になっている瑠々には知るよしもなかった
ご飯を食べ終わりゲームをして、一緒に漫画読んで。
時間は、すっかり11時だった。時計を見た瑠々は、あわてて千里に言う
「千里!もうこんな時間!帰らなくていいの?ごめんもっと早くに気付くべきだった」
「泊めてくれんと?」
「へ?別にいいけど///明日は学校も休みだし。でも部活は、あるんでしょ?」
瑠々の言葉にニッコリとしながら千里は答えた
「構わんたい!一緒に風呂入ろ」
「////何言ってんの!入らないよ////」
「瑠々真っ赤たい」
「バッ//////もう!お兄ちゃんの服貸すから、早く入ってきて!」
ぐいぐいと千歳の背中を押し、風呂場に連れていく。お風呂場に千里を押し込むと、瑠々は部屋に戻ろうとする
その手を千里が引っ張り後ろから抱き着くような格好になる瑠々は、真っ赤に頬を染める
「っ/////////」
「やっぱり一緒に入る「しつこい!入らないよバカ////って!何脱がしてんの!」
「一緒に入るためばい!」
大好きな人のその笑顔には瑠々も、勝てなかった…渋々といった感じで耳まで真っ赤になりながら答える
「//////ーっ…わかったよ…降参だよ/////入る…」
「やったばい!何からする「なにもしない////」
「(むずらしか…目茶苦茶にしてやるたい)」
瑠々はそのあとどうなったかはご想像にお任せいたします。
そんな瑠々は自分から夕飯誘っといてなんだが、もう2人きりでご飯を食べるのはやめようと心に決める。身が持たないことに瑠々は気が付いた。
~End~