テニスの王子様
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夏休み…
補習組を見るため来ていた
四天宝寺中3年の瑠々
そう瑠々は、補習をする方では無く、見る方なのだ
「はい。問題集作ってきたから、とりあえず1限目は、これやってね」
と問題集を馬鹿どmいやいや補習組の人等に配る
その時外からざわめきが聞こえはじめた。瑠々は気になり、外を覗いてみるとやはりといった顔をすると、ため息をこぼす
「五月蝿いな………あんの馬鹿共自習!それ、しっかりやっておくように…後で戻ったらチェックするからね!」
「お、おい瑠々!!」
「行っちゃったよ…とりあえずやろうや」
「やっとかないと後で殺されるしな」
瑠々は、走った…そして、騒ぎを起こしている元凶の前で立ち止まり仁王立ちしながら怒りをぶつける
「テニス部!!!!!!」
「あっ瑠々や」
「瑠々~」
「小春!浮気か!と言いつつ俺もや瑠々」
「キモい!!!部長は、どこ!!」
「瑠々!なに?俺に合に来てくれたん」
「ちゃうわボケがぁ!何してんねん!」
補習最中に聞こえた賑やかすぎる声に瑠々はいら立ちが収まりきらず、ものすごい形相で部長である白石を怒鳴りつけるが、相手はけろっとした顔で答える
「何って部活やけど?」
「どこが…プールで遊んでるだけやろ!」
「怒った顔も綺麗たい」
「っ!千里離して!!」
「何してんねん!嫌がってるやろ離せ!」
「たまには、いい事言うヘタレケンヤ!」
「ヘタレちゃうわ!」
「ヘタレ先輩邪魔っスわ…瑠々大丈夫か?」
「光…ありがと。」
「おまっ!今先輩にヘタレ言うたやろ!?」
ギャーギャーまた始まった
うざい…うざすぎるコイツ等…何回言ってもこの騒ぎをやめようとしない…
この際『噛み殺して』やろうか……
はぁ…まともなのは
「銀…あいつらをどうにかして…私は、教室戻る…」
「あっ瑠々!明日補習組ないんやろ?一緒に海行こうや!」
「……金ちゃん…なんで…」
「明日来てくれたら、夏休みの間静かに部活してやんで?」
「蔵…ほんまやな?ほんまに静かに部活やるんやな?」
「瑠々めっちゃ関西弁に戻ってますやん…」
「そんなん関係あらへん!よーーーっし明日何時にどこ集合!?」
「先生も行ってええかな?」
「オサム先生…いいですけど……送ってくれるんですか?」
「もちろん!先生に任せなさい!」
『チッ来るんかい…』
「決まり!8時に学校校門前集合!そんじゃ私は、補習組の面倒を見なきゃいけないんでこれで…」
瑠々はスタスタと校内へ戻って行く、それを頬を染め変な顔で見つめているテニス部員共…いや部員達
そして、翌日7時55分学校校門前瑠々は、立っていた…しかも仁王立ちで
「…誰も来てない……私が来てもう10分……やつらめ…8時に来なければ絞め殺したる!!!!つか置いてったる…」
「瑠々~!何まだ皆来てへんの?この際オサムちゃんと二人ッきりで行こか?」
「うん8時に来なければ行く…せっかく水着着て来たんやし…」
「(よっしゃ!)後3分やな」
「………」
そして、時間はあっという間に過ぎ8時になるが誰も繰る気配がない。瑠々はため息をつくと先生を見て言う
「オサム先生…行こ……二人だけで」
「そやね誰ひとり来いひんねぇ」
いかりがマックスになる瑠々に、先生はルンルン気分で車に乗り込む。そして、エンジンをかけ進み始めたところ、瑠々は先生に問いかける
「オサム先生は、泳ぐんですか?」
「当たり前や!瑠々、一緒に泳ごな」
「うん!……………?後ろからなんか走ってくる…」
「みたいやね~」
「乗せなくていいです…行きましょ」
「そやね今日は、二人ッきりで海水浴やもんねぇ」
「はい。走らしたらええねんあんなバカ共…」
「~」
そのあと奴らが必死に走る中
私とオサム先生は、車の中で音楽を聴きながら海へ向かった
海到着
「ふぅ長かった…オサム先生人沢山いますね……やなんだよなぁ…人混み」
「んん~いいところは、全部取られてしもうてるねぇ」
「あっそうだ…私の家のビーチにしますか?」
「え?(それって……二人ッきりでムフフないとなみを!!)ええね」
先生がそうにっこりいうと、必死に走ってきたやつらが大声で近づいてくる
「ちょーっと待ってぇなぁ!!ワイも瑠々と一緒がええ!」
「監督には、渡せんばい!」
「監督…脳内でいやらしい事考えてたんとちゃうん?」
「白石毒手出すつもりかいな!ノッたんで!」
「謙也さんまでのってどないするんです…ここは、海に溺らせましょ…」
「光くんったらス・テ・キ」
「小春ぅ~!つか瑠々
、浮気か!」
「付き合ってもないのに浮気もなんもあるかい!まったく…ほら行くよ!」
『はい!』
少し歩いた所にでかいものすんごいでかい門が現れた
「でか!」
「ヘタレケン口開いてる…こっち」
ギギギィーと音を立てながら門は開いていく。それを眺めながら金太郎がつぶやく
「すんごいなぁ…めっちゃ金持ちやったんやな」
「金ちゃん、あまりはしゃぎすぎない!到着!!!ここの個室で着替えて。それぞれちゃんとシャワー付いてるから」
「うわぁ~!なんや映画みたいやな!」
「これ、隣覗けるたい下からも上からも意味なかねこれ…」
「あるわボケ!何で覗く限定やねんあんたらは!覗かないように!」
「なぁ瑠々~みてみて!端っこから端っこまで皆の顔見えるで」
「金ちゃん…遊ばないで……えっと、ここ出てまっすぐ行くと海だから、私は隣の女子更衣室で着替えてから行くから。」
「じゃー早速レッツゴォやね」
『おぅ!』
小春の合図でみな着替えを済ませ、海へと向かう
まぁ向かってる途中でも色々ありましたがそこは、飛ばして!(ゥオイ)
「……すごかね…」
「ホンマもんのプライベートビーチっちゅーやつやな…」
「ユウ君…愛の逃避行やなぁ」
「小春ぅ~」
「ワイも行くでぇ~!!!!」
「金太郎はん!」
「ほっといてもいいよ銀。楽しそうでいいじゃん!」
「そやで?さて俺も行くかな」
「謙也さん服着たまま行く気っすか?アホっスわ」
「う、うっさいわ!」
「さてと私も準備運動して海に入ろうかな!」
ぱさりと着ていた服を瑠々が脱いだ瞬間
一斉に皆がこっちを向いた
「!!何!というか汚い!鼻血出てる!」
「美しか肉体ばい」
「きゃっ!千里重い!」
「なめ回したいわぁ…」
後ろから千歳に抱き着かれている瑠々を、目の前で腕を組み、あごに手を当てながら上から下に眺めながら白石は言う。瑠々は、千歳の手をつねりながら白石を怒鳴る
「蔵…あんたは目で、なめまわさない!ただの変態!」
「瑠々とりあえず海入ろうや…」
「ヘタレケン鼻血…」
「ヘタレちゃうわぁっ!いいからはよぅ!」
「謙也さん不潔っすわ…瑠々こっち」
「えっ!きゃっ」
ドボーンと、音を立てながら海に引っ張られ落ちる。犯人は光だ。
「光…何してくれるの!」
「よっしゃー俺も行くでぇ!エクスタシー!」
「俺も行くばい」
「ちょお待って!先生ここまで会話参加してへんし!」
「ヘタレじゃあらへんとこ見せたる!」
「うふふふ捕まえてごらんなさぁい」
「あはははは小春ぅ待ってぇ」
砂浜ではしゃぐ二人を見て、瑠々はぷっと笑った
「ふふっバカみたい!ふふふっ」
「瑠々」
「ん?なっ何?」
「好いとうばい」
「はぅ!?」
千歳はぎゅっと瑠々を抱きしめながら言う。瑠々はとっさの事で身動きできず。千歳はそれをいいことに、すりすりと瑠々の体を撫でまわしていく
「…ん…千里くすぐったい……」
「////////むずらしか////」
「こらああああああああああ!何してんねん!」
「蔵!う!?」
白石がものすごい勢いで瑠々に近づき千歳から瑠々を奪い取っていく。
「よっしゃ、これで大丈夫やで」
「苦しいよ蔵…」
「//////」
自分の胸の中で、瑠々が苦しそうに頬を染ている。白石はその状態に、鼓動が高鳴る
「ほんま、きれいやな瑠々…好きや」
「え?蔵?」
「キスしようか」
「!?」
そっと白石の顔が瑠々に近づく。その時、後ろから思い切りビーチボールが頭に直撃する
「でっ」
「何しとんねん白石!」
「謙也…」
「ったく…油断も好きもあらへん!瑠々も瑠々やからな!」
「なんで…」
「っ////ほんまにもう////可愛すぎやろ」
膨れっ面で謙也を睨みつける瑠々の肩を抑えながら言う
「好きやで瑠々…」
「謙也先輩……何しとんですか」
「ひっ光!」
「瑠々こっち」
光に手を引かれ、謙也たちから離れる。ビーチに上がり、タオルを頭からかぶせられ、反対側から光がタオルの中に入ってくる
「無防備すぎやで………」
「光?近い」
「千歳先輩と謙也先輩には言わんかったやろ」
「あれは、とっさ過ぎて言えなかった……」
「ほんま…無防備…」
「ひっ光?」
光は言うと瑠々の足と足の間に潜り込み、瑠々の顔に近づいてくる。そんな時、ドンっとニブイ音とともに光が瑠々の上からいなくなった。瑠々の頭からタオルが落ちるとそこには、小春と一氏がぽかんといた顔で立っていた
「ごめんね瑠々!そんなところにいたなんて!」
「危ないでこんなところで寝っ転がってたら!あれ、光…何しとるん」
「あんたらが、ふざけてたせいで踏まれたんすけど………」
「あらぁごめんなさいね!瑠々、一緒に青春しましょ!」
「え?」
小春に手を引かれ、なぜか浜辺をキャッキャうふふで走らされる瑠々。目の前に、銀が立っていて、それにぶつかる
「いたっ!ごめん銀!」
「大丈夫だ…瑠々は怪我無いか?」
「うん!銀は休憩中?海を眺めて」
「あぁ…」
「そっか…きれいだよねぇキラキラしてて」
「……瑠々も綺麗だ」
「銀ったら」
ふふっと笑いながら、瑠々は言う。銀は真剣な顔をしながら瑠々を見つめるが、どこからか走ってきた金太郎に瑠々をかっさわれる
「瑠々こっちや!」
「え?あっ何金ちゃん!」
「なぁ瑠々」
「ん?」
金太郎が少し走ると止まり、瑠々に話かける。そして、ぎゅっと瑠々を抱きしめる
「どうしたん?」
「瑠々は年下は嫌いなん?」
「なんで?」
「小さいし…子供やと思う?」
「ん~そんなことはないけど…成長期だし、これからでしょ?」
「!!!ワイの事好き?」
「?うん?好きだよ?」
「よっしゃあああああああああああ!」
急に大きな声を上げ喜ぶ金太郎に、瑠々は、何が起きているのか整理がつかない様子。金太郎の声で皆が集まってくる
「何お騒ぎや金ちゃん!瑠々を返し!」
「白石のじゃなか…」
「瑠々がワイを好きや言うてくれた!」
『!!!!!!』
「?言ったけど…」
「ほらな!」
皆は、なぜという顔をしながら、がっくりと肩を落とす
「???なんで落ち込んどるん?」
「当たり前や!なんで寄りにもよって金ちゃんなん!」
「そうですわ!」
「え?よりにもよってって言われても…私は…みんなの事好きだし?」
その言葉に皆の動きが止まる
「ほんま?」
「?」
「瑠々ほんまなん?」
「小春近い…けど、ほんとだよ?」
「ほんまのほんま!?ワイだけちゃうの?」
「金ちゃんだけではない…けど、好きだよ?じゃなきゃついてこないよ」
「え?夏休みの間静かにしてもらうためちゃうん?」
「あーそういうのもあったね確かに…」
瑠々の言葉に、皆が力をためたかと思ったら、わああああっと大きな声を出しながら海の中に入っていく。瑠々は驚いてみていると、皆が一斉に顔を海からだし、大きな声で瑠々に向かって話しかける
『めっちゃ好きや~(ばい)』
「…………ふふっバカじゃない!」
~end~