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二人きりになった燐と瑠々。燐は、ちらりと瑠々を見て名前をそっと呼ぶ。
「……瑠々」
燐が不器用に頭をかきながら、真っ直ぐに見つめてくる。
「オレ、雪男みたいに頭よくねぇし、カッコいいことも言えねぇ。でもさ……ずっと昔から、瑠々の笑顔が一番好きなんだ」
そのまっすぐな瞳に、胸が熱くなる。
瑠々は小さく頷いた。
「燐……私も。燐と一緒にいると、すごく安心するの」
「っ……ほんとに?」
「うん。だから……好きだよ」
次の瞬間、燐は勢いよく瑠々を抱きしめた。
「瑠々……/////絶対離さねぇからな!」
そして、唇が重なる。
少し荒っぽくて、でも溢れるほど愛おしいキス。
瑠々は涙をこぼしながら笑った。
「……燐となら、どんな未来でも大丈夫だよ」
「オレもだ。オレの隣は、ずっと瑠々だ」
二人の声が夜空に溶け、幼馴染は恋人へと変わった――。
~END~
