天使
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「二人に話があるんだ」
「うん」
「っ…あぁ」
「…まずは、雪男」
「!…」
「雪男に言われて、私、雪男の気持ち知らなかったんだなって…ちゃんと考えた」
「うん…」
「私は雪男のこと好きだよ」
「「!」」
瑠々の言葉に、二人は目を丸くするが、続いて瑠々は話をした
「でもね、それは、友達…家族……ん~好きな人の大切な人かな…だから、私も大切だと思うんだ」
「それは…」
「うん…燐…私はあなたが好きだったよずっと昔から」
「むかし…から?」
「私が燐にずっと話しかけていたのは、あなたが好きだったからだよ」
「!!」
「雪男、ごめんね…雪男の気持ちに答えられなくて…」
「……瑠々…くっ…ごめん」
「え?」
雪男は謝ると、瑠々に近づいたと思ったら、チュッと音を立ててキスが落とされた
「これくらいは許してくれ」
「ぁ…」
「まてまてまてーーーー!!!!!雪男お前!」
「わっ」
さっきまで困った顔をした雪男の顔がそこにあったが、気づくと、燐が後ろから抱きしめ、雪男から引き離されていた
「はぁ…兄さん…僕は振られたんだよ?これくらい許してもらわないと、不公平でしょ」
「何だよ!不公平って!俺のだ!」
「!!(俺のっ//////)」
「20分だけだから」
「あ?」
「20分だけ二人きりにしてあげるけど、変なことしないでよ?」
「……へんな?」
「……大丈夫か…」
少しあきれた顔をして、雪男は部屋を後にした。残された二人は、さっきの体勢から変わらずいた
「えっと…」
「わっ!ごっごめん//////」
「いやっ////」
「そのっ//////」
「/////燐」
「あ?///////」
「……好き」
「/////////////////」
真っ赤な顔をして、口をパクパクさせるだけの燐に、瑠々は少し恥ずかしそうに言う
「私……雪男に…キスされちゃったんだけど…」
「あ!!」
「どーするの?」
「どっどうするって////////そのっ///////」
「……唇から…雪男を思い出しちゃうかも……」
少しいじわるそうに自分の唇をなぞりながらそうつぶやいた。その言葉に、燐が歯を食いしばりながら瑠々に近づいた
「…どう……する?」
「瑠々//////」
「燐…」
瑠々の言葉に、燐はそっと唇に近づいていく
「…早く」
「っ!」
すごく近い距離で瑠々の瞳が目の前にあった。その瞳はすごくきれいで、うるんでいる。そして、早くの言葉に、燐は覚悟を決め、目をぎゅっとつむると唇だと思われるとことにキスをした。
「……」
「……ふっ…燐ったら」
「?」
「そこは唇ではありませんでした…残念」
「え?」
その言葉に目を開けると、瑠々のほっぺにキスをしていた。くすくすと笑う瑠々は、燐と目を合わせるとニカっと笑って燐のほっぺに手を添えると、クイっと自分の方へ引き寄せる
「正解はここでした」
「んっ//////////」
「…くすっ燐顔真っ赤」
「だって…///////」
「ねぇ…燐からしてくれないの?」
「っ////////」
「…」
「瑠々っ///」
「んっ」
煽られた燐は今度はちゃんと唇にキスをした。
「好き…好きだよ燐…」
「俺もだ///……‥」
「?どうしたの?」
「もっと…瑠々を味わいたい」
「へ?////////」
「いいか?」
「っ////反則っ/////いいよ」
「…好きだ瑠々」
さっきまでの真っ赤な顔をしていた燐は、真剣な顔をして瑠々を見ると抱きしめながらキスを繰り返す。いつの間にか燐の舌が絡まってくるのを感じた瑠々は、息があがってくる
「はぁ…ん……」
「瑠々…瑠々」
名前を呼ばれるのがうれしくて、キスをしながら微笑んだ瑠々に燐が照れくさそうな顔をして離れた
「なっ/////」
「うれしい…////」
そう抱きついた。燐は手が震えていたが、抱きしめ返した。どれくらい時間がたったのかわからないくらい二人はキスをした。瑠々の目がとろけて腰に力が入らなくなるくらいに。その時、ドアが勢いよく開くと、燐はびくっと身体を震わせた
「兄さん…」
「あっ/////」
「ゆきおだ・・・」
「……………」
「あっえっと//////」
「………瑠々は没収」
「へ?・・・ゆき・・・お?」
「なんでだ!」
「こんなにして………シュラに預けてくる…」
「なっ雪男ーーー!」
その後、雪男からの冷たい目、シュラからは大爆笑。反省するから瑠々を返してほしいと土下座する燐。こんな状況を見たクラスの皆は、唖然としていて、状況がわかると、大爆笑する人やあきれた顔を知る人、焦る人で部屋が大パニック状態になった。当人は、もう泣きながら雪男に頭を下げている。
瑠々は復活すると真っ赤な顔をして、シュラの後ろに隠れていた。
END
