最遊記
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三蔵一行と共にある女性が一緒に旅をしていた。白竜の車に乗って長い道のりを進んでいく。
「あちー…腹へったー」
「それしかいう事ねぇのかよバカ猿」
「うるぜぇエロがっぱ!」
「大きな声出すと余計にお腹すくよ?」
「瑠々の言う通りだな。黙っとけよ」
「あれ?」
八戒がそういうと、目の前にしゃがみ込んでいる女性4人と男性1人がいた。車を止め、八戒が話しかける
「大丈夫ですか?」
「あのっぁ」
一人の女性が言いかけた時、5人の上に影が落ち、何かが降ってくる
「ぎゃぁああははっははっは!」
「白竜!」
「キュウ!」
「おらよっ!」
「ほい!」
「…」
「よっと」
落ちてきた陰に、5人はそれぞれ攻撃を食らわし、倒していく。だいぶ多い妖怪の数に苦戦することなく倒していった。そして、最後の一人を倒すと、一息つく5人。
「白竜大丈夫ですか?」
「キュキュウ!」
「まったく疲れる…」
「タバコ吸い過ぎなんじゃない?はいライター」
「俺には?瑠々」
「はぁもっと腹減ったぁ」
そんな5人に、さっきしゃがみ込んでいた人たちが寄ってくる
「ありがとうございました」
「おかげで助かったよ」
「すみません。ありがとうございました」
「あなた達強いのね!ありがとう!」
「不甲斐ないです…僕も助けていただいて」
美人な彼女たちに、悟浄が早速笑顔で答える
「綺麗なお嬢さんがたを助けられて何よりだ。俺は悟浄」
「あら、ふふっ私は長女のリンリーと申します」
「私は、次女のチュンリー」
「私は、三女のシュェリーです。」
「私は、四女でジンリー!」
「僕は長男でハオランです…」
それぞれの自己紹介に、こっちも対応する
「八戒です。無事で何よりです」
「俺悟空!よろしくな!」
「私は瑠々です。こっちは三蔵」
「ふん……」
「お礼に、夕飯をおごらせてはいただけませんか?」
「マジ!?なぁ!三蔵!腹減ったし、もうご飯の時間だろ?」
「町もすぐそこにあるんだよ!」
「えっと…ジンリー!本当か!ほら!な?」
「悟空がうるさそうだから、ここはお言葉に甘えといた方がいいんじゃねぇの?」
「‥‥」
「たまにはいいんじゃないですか?」
八戒の言葉に、ため息をつきながら三蔵はうなずいた。その対応に、彼女たちは喜んで町に案内し始めた。町に向かいながらいろんな話をした。リンリーは三蔵に、チュンリーは悟浄に、シュェリーは八戒に、ジンリーは悟空に付きっきりだ。瑠々はそれを後ろから眺めながら、ため息をつく。そこに、申し訳なさそうにハオランが近づいてくる
「姉さんと妹がすみません」
「え?」
「男に慣れているわけではないんです…助けていただいている時、あまりにもあなた方がかっこよくて、見惚れてました。」
「あぁ…(かっこいいのなんか知ってるもん…)」
「あのっ/////ぼっぼくも、あなたのこと、気になってます!!」
「へ?私?」
「はい!/////素敵でした…あの剣さばき…」
「ふふっそっか…でも、ごめんなさい…私好きな人…いるんだ」
「ぁっ…そうですか……あのっでは好きな気持ちは、まだどうにもならないですが…お友達は?」
ハオランの言葉に、一瞬きょとんとするが、ふふっと笑うと手を差し伸べた
「お友達ならいいかな!」
「ありがとう/////うれしいです」
「敬語じゃなくてもいいよ!」
「うん!」
しばらく歩くと、町に着く。そして、瑠々が部屋を取りに行っている間に、宿屋の下の階にある食事処で皆は待っていた。瑠々がそこに向かうときには皆はそれぞれ仲良くなっているようだった。
「あちゃぁ……これは…さすがに……」
「おう瑠々!宿取れたか?」
「あーはいこれ皆のね。それぞれの鍵」
「お前は」
「ん?ちゃんと持ってるよ?鍵」
「そうか…」
ほっとしたのか鍵をポケットに入れた三蔵は、リンリーがお酌したお酒を飲む。鍵を受け取った悟浄も、チュンリーの注いだお酒を飲む、八戒も瑠々にお礼を言うと、シュェリーが入れたお酒を口に入れる。悟空は一人部屋になったことで大喜びしながら、シンジーが持ってきた料理をほおばる。瑠々は、少し寂しそうな顔をしながらみんなから少し離れた机で食事を始める。それを見ていたハオランが自分の食事を持って近寄ってくる
「ここいい?」
「ハオラン!いいよ!」
「…大丈夫?」
「え?」
「もしかして…だけど……あの中に好きな人が?」
「……わかっちゃうよね…」
「そっか…あのっぼくっ話聞くから!」
「…ふふっ頼もしいね!」
ふふっと笑った瑠々の笑顔にハオランが顔を真っ赤にする。
それを横目で見つめるものがいた
それぞれの想い 三蔵 END
それぞれの想い 悟空 END
それぞれの想い 八戒 END
それぞれの想い 悟浄 END
それぞれの想い 逆ハーレム END