モノクロームファクター
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私のこの思いは…届くのだろうか
瑠々は、学校一の美少女だ。本人は、まったく気づいていないうえに、気にしていない。スタイル抜群の運動神経抜群。勉強も、学年で5位内に必ず入っている。霊感もあり、白銀も見えている。綾とはすごく仲がいい
「綾ーーーーー」
「わっ瑠々!」
「会いたかった!ひどいよ…どこに行ってたの?私を一人にして!」
「っ//////」
綾に抱き着き、上目づかいのうえうるうる瞳でいう瑠々に、綾は頬を染めながら答える
「なっななななな何言って///////」
「ふふっ綾可愛い大好き」
「もうっ!かわかったわね!」
「可愛いからつい…」
上目づかいでほほを染めながら瑠々はいう。そんな二人の後ろから声が聞こえ始める
「あんで、授業に出なきゃいけねぇんだよ」
「綾が無理やり……」
「昶、賢吾…そっか…また三人で…」
「瑠々?」
「何でもない!私授業始まる前にお手洗いに行ってくる」
瑠々はそういうとかけて教室から出た。トイレに駆け込んだ瑠々は鏡の前でため息をつく
「はぁ…何やってるんだろう……」
「本当に何やってるんです?」
「!!!!!しっ白銀さん!何でここにっ!」
「悩み事だと思いまして…」
「昶以外に興味あるんですね」
「瑠々は興味ありますよ…」
白銀はそういうとそっと瑠々を抱きしめる。瑠々は目を閉じる
「私に惚れましたか?」
「っ////ばかっ!ちょっと…羨ましいのかな…」
「………学校一の美少女が何を悩むことがありますか」
「何言ってるの?ふふふっ学校一なんてふふっ白銀さん言い過ぎ」
「……(本当に気付いていらっしゃらないんでしょうね…)」
「そろそろ戻らないと!ありがとう白銀さん!白銀さんの事も大好き」
「////////(不意打ちです…/////)」
瑠々がトイレから出ると、綾がこっちに向かってきていた
「瑠々!急に飛び出すから、追いかけてきちゃったわよ!本当に足早いんだから」
「ごめん!我慢の限界だったから…」
「っ//////ほら、教室行くわよ」
「うん綾ここまで迎えに来てくれるなんて!私愛されてるなぁ~」
「瑠々ったら」
瑠々は綾の腕に巻き付き、教室に入っていく
「帰ってきたぞ昶ぁ」
「おう。仲良さそうに帰ってきたな」
「私の未来の奥様だもん綾は/////きゃっ」
「//////////」
「っ」
「そういう関係なのか!そうなのか!」
賢吾の慌てふためく姿に、瑠々は満足げに笑みを浮かべる。ベルが鳴り、それぞれの席に着く。授業を終え、皆それぞれ帰っていく
「瑠々さんまた月曜日に」
「えぇ、また」
「きゃぁー超可愛い!!あれで気取ってないから好きなのよねぇ」
瑠々は挨拶をした後、綾たちの方を見る。三人はいつものように屯って話をしている
「綾も行くだろ?」
「もちろん行くわよ!」
「よっしゃぁじゃぁ行こうぜ!」
「………」
三人は、どこかに行く様子だ。瑠々はその様子を見るなり、ひとり教室を出ていく
「はぁ…あの中にやっぱり私の入るスキなんかないよ…」
「また悩み事ですか?」
「っ!ちょっと白銀さん!急に話しかけないでよ!こっち来て!」
「あん///大胆ですね」
その言葉に瑠々は、もうっと怒りながら、ほとんど人が通らない道を白銀と一緒に歩く
「それで?何か悩み事ですか?私でよければ聞きますよ」
「白銀さんには言えないよ…」
「まさか…私のこと!」
「何を言っているのかちょっとわからないよ…」
「……瑠々」
「ん?キャッ」
白銀に呼ばれ、振り向くと、だれもいない路地につれていかれる。急のことで目をつむった。次に目を開けた時は、目の前に白銀の顔があった
「わぁびっくり!どうしたの?」
「こんなに私が近くにいるのに何とも思わないのですか?」
「え?白銀さん?」
「瑠々…」
「ちょっ」
白銀は瑠々の頬に手を当てると、どんどん近づいてくる。瑠々は逃げようにも逃げられず。目を思いっきりつむった。するとドンと音とともに、瑠々のほほから白銀の手が離れていく。瑠々はそっと目を開け、見てみるとそこには、竹刀を持った文が立っていた
「何やってるのよ白銀さんは!」
「綾…」
「瑠々何かされた?」
「ううん!されてない…されそうになったけど、綾王子が助けてくれた」
「//////何言ってるの!ほら、行くわよ!白銀さんはそこで反省してて!」
「何でですか」
白銀の言葉に、綾はにらみつけるそして、瑠々の手を引き歩き出す
「なんでこっちにいるの?綾達、どこかに行くって…」
「うん。瑠々が帰る姿見えて…追いかけてきたの!瑠々も誘おうと思ったのに」
「え?」
「当たり前じゃん!親友を置いていくわけないでしょ?」
綾の言葉に、瑠々は引きずられながら、少しうれしそうに微笑んだ
「はい!到着~行くよ瑠々」
「え?うん」
瑠々が周りを見渡すと、そこは昶達がいつも屯っているバーだった。中に入ると部屋の中で三人待っていた
「おお来たか瑠々!先帰ったから、綾に追っかけてもらったぜ!」
「あっごめん!」
「用事でもあったのか?」
「ん?いや、そういうんじゃなくて…」
「私と一緒に帰ってたんですよ」
白銀のその一言で、空気に亀裂が走る
「どういうことだ」
「あら、気になります?あきらくん♡そんなに私の事が好きですか?」
「ふざけんな!お前の事なんか気にしちゃいねぇよ」
「瑠々、どういうこと?白銀さんといたのか?」
「そうなの!聞いてよ二人共!白銀さんが、瑠々に襲い掛かってたのよ!」
綾の言葉に余計空気が重くなっていく。瑠々は一歩下がる
「襲うなんて…違います!私はただ、瑠々を愛おしく思っているので、その旨をお伝えしたうえで、接吻を」
「ああ?」
「昶、顔怖い顔!」
接吻という言葉に昶は立ち上がりながら白銀を睨み見下ろす。綾は、ははんといったような何かに気づいたような顔をすると、にやりとして、昶の前に立つ
「なんだよ」
「ふーん成程ねぇ~」
「あ?言いたいことあんなら言えよ」
「言っていいんだ」
「っ!」
ギクッと肩を動かし目をそらす。綾はよけににやつくと、肩を抱きこそこそと話始めた
「……そうだよね」
「何です</span>。一人で寂しいですか?」
「ひゃっ!むぐっ」
「しーっあきらくんにばれたら大変ですよ」
「っ!」
</span>たちに背を向けこそこそ何かを話している二人の後ろで、賢吾がうろうろしていて、</span>たちには気づかない。
それをいいことに</span>に触れる白銀は、</span>の体を触り始める
「スリルがあっていいですね?でも、こんなことされてるのあきらくんに気づかれたくないでしょ?」
「ん……やめてよ白銀…さん……」
「んーちゅかわいいですね」
首筋や背中などにキスをされ。もう目が開けられなくなった瑠々は両手で目を顔を隠す。白銀がやりたい放題やっている。そんな時だった。瑠々が泣きそうになっていると、さっきまで好き放題していたはずの手や唇が急に触れなくなった。
瑠々はそっと顔に当てていた手をどけると、目の前で白銀が伸びていた
「おい、いい加減にしろよ白銀……殺すぞ」
「あきら……」
「ったくお前もだ瑠々…お前も隙見せすぎだ」
「え」
凄い形相で白銀をぶっ飛ばすと、瑠々をやさしい顔で見つめながらそういう。
そして、頭をなでると隣に座る。その周りに賢吾と綾が座る。昶が隣に座ったことにより、顔を赤らめながらうつむく瑠々。
「//////」
「クスクス」
「っ何笑ってんだよ綾…むかつく顔しやがって」
「べっつにーこの際言っちゃえばいいのに」
「うるせーよ!」
笑う綾に、昶が少しキレながら話をしている。その間で、瑠々は顔を赤らめながらいた顔が少し悲しげな顔になっている
そんな横顔に気が付いたのは、やはり綾だった
「…瑠々?」
「!ん?何?」
「……(カラ元気…)」
「綾?」
「んーーーー…――!!!瑠々っ!」
「きゃっ!」
落ち込み気味の瑠々に、綾は思い切り抱き着いて、自分の方へ引き寄せた。瑠々は抱き着かれながら綾を押し倒している形になっている
「綾/////そんなっ私まだ心の準備がっ//////」
「!!!!そういう事なのか綾!!!」
「何言ってるのよ瑠々も賢吾も!!///////」
「っ」
「!?」
その言葉と体勢に、昶は瑠々のお腹に手をまわし、自分の方へ引き寄せ、抱きしめる形になる
「////////////(なっっっっ何事!!!!!!!!!!!!!)あわっあっあひらはん/////////」←パニック状態
「ちっ女同士にヤキモチ焼くとか‥‥マジ柄じゃねぇ……」
「え?昶?」
「はぁ…」
「っ!あのっ間違っていたらごめん!」
「あ?」
瑠々は、昶の様子に何か感づいたのか、抱きしめられながら瑠々は問いかける
「(この行動はもしかしたらだけど…あってたら…うれしいけど………)あのっ…昶は……私の事…っ好き?」
「っ////////」
「ちがってた……かな」
「お前は…感が悪いのかいいのかっ//////」
昶はそういうと抱きしめていた手を強めた。
「えっと///////」
「そうだな…もういいか…ちょっとこっち来い」
「うぇ?」
昶はマスターに耳打ちすると、店の奥へ瑠々を連れていく。その姿を、賢吾はボケーっと見つめ、綾は嬉しそうに微笑んでいた。そして、目を覚ました白銀はあたりを見渡し、昶と瑠々を探しているようだった。
奥へ行った昶達は、そこに置いてあった椅子に座る
「ここならだれもこねぇだろ…マスターにも言っといたし」
「昶?」
「…(その可愛い顔で見るなよ…)あー…何も言わずに聞いてろよ」
「…うん」
「よし。俺は、おまえの事が好きだ。ダチとか、そういうんじゃなくて…なんつったらいいんだ…」
「………うん好き」
「っ」
「私も、昶の事恋愛感情で好き」
「うわっ」
瑠々はうれしさのあまり、勢いよく昶に抱き着いた。その拍子に座っていた椅子から倒れこみ、瑠々が馬乗り状態になる
「/////////おい…この状況はまずいだろ」
「いいのっ!うれしいもん!」
「…はぁ…おい瑠々顔上げろ」
「ん?」
「ちゅっ」
「ん///////」
「可愛すぎだろ…これで、お前は俺のな」
「はひっ///////////」
さっきまでの勢いは無くなり、とろけるような目をしていうと、昶は満足気にもう一度自分の方へ引き寄せるとキスをした。
「あっちなみに、賢吾には近寄るなよ、いいな」
「?わかった?」
「よし。それと、白銀コノヤロウ見てんじゃねぇぞ…あと、もう瑠々に指…いや、髪一本でも触れたら地獄に落とすからな」
「ぁん!いいじゃないですか!指の一本や二本触ってm「うるせー死ね!」
昶は、白銀に飛び蹴りをくらわせると、満足気に瑠々の手を引き、皆の元へ戻っていき、恋人宣言をした。賢吾はあまりの出来事にその場で脱力。綾は嬉しそうに瑠々に飛びついておめでとう!と繰り返した。
END