紅色の空
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2人の着替えと、セット、化粧が終えたその時、瑠々の部屋の扉が勢いよく開く
「!!びっくり…真樹?」
「はぁ………お嬢様…お客様達が…屋敷内を歩き回っておられます…」
「………やっぱりじっとしてなかったですのね…真樹探しに行くわよ」
「あのっ!先輩!自分は」
「ごめんなさいねハルヒ…その格好でいいから、一緒に探してくれる?」
「あっはっはい!瑠々先輩の頼みなら!自分走るの遅いですが…」
「ふふっいいのいいの!いこっ!」
ハルヒの手を引いてエレベーターへ乗り込む。まず2階に行く。真樹はそのままエレベーターに乗り、1階へ降り、監視カメラのある管理室へと移動する
「もう…なんでじっとしてないの?信じられない…」
「人の家に来て、何考えているんですかね…」
「そうですわ!何を考えていらっしゃるやら!もう、私の話し方が定まりません!」
「確かに(笑)そうですね(笑)」
{ピロピロ ピロピロ}
「はい」
《瑠々様、真樹でございます》
「えぇ。環たちはどこにいた?」
《ただいま2階、執事室の前にてなにやら話し込んでおられます》
「わかったわ!このまま通信を続けますわ」
《yes瑠々様》
ヘットセットを装着すると、ふふっと笑みを浮かべながらハルヒに話しかける
「本当にごめんなさいね…とっ捕まえてお仕置きしなきゃいませんわね」
「(笑)そうですね!!」
「昔もあったのよ…私の部屋を探す為に、鏡夜のPCで位置を調べ、家中探そうとしてた事が…あの時は、部屋にモノをとりに行ってる時に、またしても後ろから着いてこようとしていたわ(笑)エレベーターに入ったのを確認した後、2人も乗り込んだらしいの。でも、私の部屋は特殊でしょ?探し当てられなかったのね(笑)あの時は5階に居たわね(笑)真樹が探して客間まで連れてきたの」
「大変でしたね…瑠々先輩も、真樹さんも」
「ふふっそうねでも、私の部屋を探して必死になってる2人は少し面白かったわ」
「先輩(笑)」
「そこを曲がれば執事室よ!」
瑠々とハルヒは執事室の前へと走る。その部屋の前には奴らがなにやらこそこそしている
「きっとここに秘密があるに違いない!いいな皆の衆、ここからが本番だ!」
「わかっている。計算によると、執事の真樹さんが一番瑠々に近い人物。」
「「やるっきゃない!」」
「僕も頑張るよ!」
「ん」
「そんなことで頑張ったり気合入れたりしなくていいです。何をしていらっしゃるのかしら?」
環たちの、後ろに仁王立ちをしながら瑠々は言う
その声に皆が振り向く…赤面
「「るるるる瑠々先輩////////なにその服と髪型/////可愛い/////////」」
「おおおおおおおおおおお/////可愛いぞ!可愛いぞ瑠々~~~~~!!!!ハルヒも似合ってるぞ!」
「なかなかいいんじゃないのか////」
「わぁあああ僕のお嫁になればいいのに///」
「光国…さりげなく、抜け駆けだ……可愛いのは確かだが///」
「なっ…なんです!変態ですか!ハルヒをそんなにジロジロ見ないで!」
「いえ、自分ではなく、瑠々先輩の事をみんな凝視しているものかと…」
そんな皆が仰視するくらい可愛い瑠々の服装をざっと説明すると
ピタオフショルダーにフレアスカート、髪の毛はふんわりさせたロング
「見るなぁ!変態です!この人たちは変態です!」
「みっみるなと言う方が無理だ////可愛すぎる・・・瑠々~あぁ////」
頬を染めながら、瑠々に抱きつこうとする環に、瑠々は危険を感じ
「モ、モモモモリ先輩!助けて!!!」
「ん」
そう言うとモリはなめをフワッと持ち上げ、抱き抱えるすると
「…るーちゃん、黒のレース?」
「!!みっみみみ見ました!?」
「「あー!ハニー先輩ズルイ!!瑠々先輩!!僕達にも見せて!」」
「いや!モリ先輩!!やですぅ~・・・ふぇ~ヒック」
「…光、馨…ダメだ」
泣きついてきた瑠々をぎゅっと抱きしめ、ギンッと2人を睨んだ。初めて見るその怒った顔は、すごく怖かった
「崇。うんそうだね!そういうのは、ダメだね!2人とも、メッだよ!僕もごめんね?るーちゃん」
「「……ごめんなさい…瑠々先輩」」
怒られてシュンッとしながら、謝った2人に瑠々は
「反省してるならいいですわ…もう、あんなこと言っちゃ嫌いになる…」
「ごめん!だから「僕たちのこと嫌いにならないで!!」」
「うん、もう言わないのだったら、いいわ」
にっこりと笑顔で2人の頭をなでた。すると2人は瑠々を抱きしめた
「あ~僕も~」
「…ん…」
「ズールーイー!俺も混ぜるのだぁ!!」
「では、俺も」
「キャーキャー!むりむり~!ハルヒ助けて!」
ハルヒに助けを求めるものの、その隙を与えてはくれなかった
それを、溜息をつきながらも、ふふっと笑顔のハルヒがそこにはいた。
こうして、ドタバタな一日は過ぎていった。
~ To be continued. ~