紅色の空
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馨しいココナッツの香りと
小鳥のさえずり
温かな風が運ぶ穏やかな風の調べ
ちなみに、ここは日本で、熱帯には属さないはずである
ハルヒは日差しを感じながら思っていた
「(…これは、夢か?夢なら即刻覚めて…「ハールちゃんっココナッツジュース飲む~~~~?」
この悪夢から覚めて欲しいと思った矢先、びしょびしょのハニーが抱き着きながら、ココナッツジュースを進めてくる。そう、ここは
鳳グループ経営
シークレット会員制プールリゾート(貸切)
に来ている。だがハルヒは、出口を探す。そんな中、環が優雅に話しかけてくる
「穏やかな気分だ…ここには、サービスしなければいけないお客様もいない…まさに、美少年戦士の休息と言ったところか…」
「美少年戦士だって…環の脳はどこかに行ってしまったのかしら…」
「ごらん、瑠々、ハルヒ、南国の鳥さんかいるよレプリカだけど なんていう鳥だろうね?」
「な~~~んていう、一見、無意味な会話でたわいのない時間を過ごすのも、日々、美を養う我々には、大切なことなんだよ」
頭が南国な環に、ハルヒは光のない目で話す
「無意味かつ、果てしなくどうでもいいので、帰っていいですか 帰って洗濯しないと。そして、鏡夜先輩の家は、本当は何屋なんでしょう 病院経営とかプール経営とか。」
「しかも、私もハルヒも放課後に無理やりリムジンに押し込められて…拉致してきたしね…」
生気のない目をしている二人を見ながら、鏡夜が話しかける
「それは、勿論、多角経営というやつだよ。しかし、そうだな…共通して言えるのは、どれも癒し系って事じゃないかな?ね?」
「(果てしなく、うさんくさい…!!!)」
「鏡夜が言うとうさんくさいわね…」
「瑠々…俺が傷つかない人間だとでも?特にお前に言われるとな」
その言葉に瑠々は、「え…ごめん」と言う。その後ろから、双子が楽しげに駆け寄ってくる
「瑠々!!ハルヒ!!ウォータースライダー行こーぜ」
「つーか、おまえ水着は?瑠々も何で着てないの…うちの新作から、好きなの選べって言ったじゃん。もしやカナヅチ?」
「や。人並みには泳げると思うけど。こういう所、あんまり興味ないし。泳ぐ気もないのに、着替えるのは面倒だと思う」
「瑠々は?」
光の問いかけに、瑠々は着ていた上のジャージのジッパーに手をかけ、下に下げる。それを、鼻の下を伸ばしながら双子と鏡夜は見ていた。
「私は下に来てるんだけど、なぜだかこの服脱ごうとするとね?」
「こらぁあああああああああ!!!瑠々の肌を見るなぁあああああああああああああああ」
環が勢いよく走ってきて、脱ごうとしたジャージを着せなおす
「ほらね?こんな感じになっちゃう…」
「「何で邪魔するの殿!何考えてるの!?」」
「俺の瑠々の美しい肌をお前らなんぞに見せてたまるか!俺ですら見たことないんだぞ!」
「変態発言ですね…がっかりですね…」
環の変態発言に、ハルヒは瑠々を自分の方へ引き寄せ、ジト目で環を見る。瑠々が突然、何かを思い出したかのようにハルヒに問いかける
「ハルヒは、こういう所に興味ないって言ってたけど、小さいときとか水遊びしなかったの?」
「いえ!水遊びなら、ビニールプールで充分なので」
ハルヒのビニールプールという言葉に、金持ち軍団は頭にはてなを浮かべた
「ビニールプール?ナニソレ」
「初めて聞いたわ!興味がある」
「えーっとこのくらいの大きさで、空気入れてふくらませて…」
ハルヒが手を広げ、説明し始めると、馨が何言ってんの?と言った顔でハルヒに話始める
「バカ、そりゃエアボートだろ。そんなセコイプールあってたまるか。水入れんなよ。浮かべろよ」
「プールだよ。小さい子がよく…「ボートだって」
「バカッ!!!ハルヒがプールと思い込んでるんだからプールでいいんだ!!ハルヒに恥をかかせるなッ!!!庶民のいじらしい知恵なんだよッ!!!」
「「えーだってボートなのに」」
こんなやり取りをする三人に、ハルヒは
「…なんというか、もの凄く不愉快なんですが…」
「あーそういうやつか!」
「瑠々先輩?」
「これでしょ?調べちゃった!これが、小さな子供の庶民が使う、プールなのね…とてもかわいらしい…これだったら、おぼれる心配もないものね!」
「瑠々先輩…」
瑠々がタブレットを手に、ビニールプールを検索し、ハルヒに見せる。優しい目でその画面を眺める瑠々に、ハルヒは、ほっこりした。その時、後ろから、ハニーが後ろからハルヒと瑠々に抱き付いてきた
「ハールちゃんっるーちゃんっあっちに、流れるプールがあるよ―――あそぼー」
「ハニー先輩その浮きわ…」
「ハニー先輩泳げないんですか?」
二人がハニーがしてる浮き輪を見ながら言うと、ハニーは笑顔で答え、走り去る
「んーん?だってこの方がカワイイでしょたかしー流れるプールーー」
「(ああ…うさぎ柄だから…)」
「確かにかわいいですわ…」
「むじゃきだねー」
「文末に、主語を入れてみたらどうだ?」
鏡夜の一言に、皆が考える
この方がカワイイでしょ『僕が』
「「「「「(計算!!?)」」」」」
そんな事を考えていると、流れるプールで遊んでいたハニーが、話しかけてくる
「見て見てーみんな―――」
皆がそっちを向くと、モリが、水の流れとは逆に泳いでいた
「ねー進まないの進まないの~~」
解読不可能
「ああそうですか(だからなんだというのか)」
「(何故そうまで、意味不明に生きられるのか…)」
「ふふっ何してるのかしらねあの二人はふふふっ」
「あー瑠々のその笑顔で俺は心があらわれた/////////」
そういいながら、環が瑠々に抱き付こうとしたとき、ビシャと顔に水がかかる
「ぬあ!?」
「きゃっ」
「殿あそぼーよ ウォーターガンバトル」
「僕と馨VS殿ね顔にうけたら罰ゲーム~~」
「ふん だーれがそんな、子供みたいな…」
顔を拭きながら環が言うと、隣にいた瑠々の手を馨が取り、光は濡れてしまった上着を脱がそうとする
「瑠々濡れちゃったね」
「僕たちが温めてあげるから」
「え?」
「ギャーーーー触るな触るなぁあああああああ」
「ほんきだしてきたあ」
「とのがおこったぁあ」
じゃれ始めた3人を横目に、瑠々はトロピカルジュースを飲んでいるハルヒのそばに駆け寄った
「帰るの諦めたの?」
「はい…瑠々先輩もいますし」
「ふふっ私も飲もうかな」
ハルヒと同じトロピカルジュースを飲む瑠々とハルヒ。プールから、モリが上がってくる。ハニーはひとりで流れに逆いに挑戦している
「休憩ですか?」
「モリ先輩も飲みます?私の飲みかけではあるのですが」
「あぁ…」
「ハニー先輩もそろそろ上がった方がいいのでは?」
そう話していると、さっきじゃれあい始めた三人が大騒ぎしているらしい
「くらえ!!必殺横とびビ---ム!!」
環が何やら必殺技の名前を叫びながら、横に飛びをし、着地に失敗した環はゴロゴロと転がり、何かのレバーに頭をぶつける
すると、ハニーのいたプールにすごい勢いで水が流れ始める
「ぷ?」
ゴゥというすごい音とともに、ハニーが流される
「にゃーーーーー!!?」
「わーーーーハニー先輩!!!!」
「ッ!!!」
「充邦!!」
「モリ先輩そっちは!!」
ハニーを助けようと、モリがプールに飛び込むが
「逆流だァーーーーアホーーーッ!!!」
「「わああ!!!モリ先輩とハニー先輩が、超スピードで離ればなれにィ!!!」」
「鏡夜!!どうすりゃ止まる!?」
「操作レバーが壊れたなら、止めようがないだろう」
「冷静に言っている場合じゃないのよ鏡夜!」
「くそっ とりあえず、ハニー先輩を追いかける!!」
環はそういうと走り出そうと足をうに出した!!先に、わにが大きく口を開けて待っていた
「わーーー!!!!なんでワニーーー!?」
「にげろオオオ」
「ギャーーーピラニアーー」
「「ヒーーー半漁人ーー!!!」」
「二人とも、それはモリ先輩よ」
どれだけ皆走っただろう……………
皆が思ったのは、ただ一言だ
ありえん…
だが、たった一人、冷静にメモを取っている奴がいた
「…なるほど、ワニの放し飼いは極めて危険…と。ピラニア池も要考慮。流水プールのレバーの場所も、問題アリか…設計部に伝えておかねば…。礼を言おう、いいデータがとれたよ」
「「「「「(何の……!?)」」」」」
「鏡夜ったら、もう…」
「アトラクションは、試作段階のものが多くてね」
「…大体どこなんだここは…いつの間にジャングルに」
周りを見渡すと、どよーんとした空気のジャングルの中にいる
「なんか、アヤシゲな鳴き声がいっぱいしてますけど…」
「南ゲートの、亜熱帯ゾーンだろうな。そうかそれならそろそろ」
鏡夜はそういうと、瑠々の手を引き屋根のある中に入りながら言う
「スコール体験サービスの時間だ」
ザーーーーーーーーーーーーーーーーーー
突然の雨にみんな身動きできず、ずぶ濡れだ
「くそっスコールだ!!瑠々ハルヒ!!早くこっちの屋根に!!」
「やーヒドイなー」
「びしょびしょだー」
「瑠々先輩は大丈夫ですか?」
「鏡夜に手を引かれてたから…ハルヒは大丈夫?上着貸すね!」
「ぬう!!」
双子と鏡夜の行動に、環はたまってる水たまりを双子に蹴って浴びせた
時間がたち、雨も上がって環が真剣な顔で話始める
「…皆の衆、覚悟はいいか」
「「イエッサー!!」」
「なにやら、楽しそうねハルヒはそれ脱いでこれ着て」
「でもそれじゃ瑠々先輩が」
「私は平気!ハルヒの方が心配ですもの」
「先輩//////」
すると、環がガーデン内のどこから用意したのかわからない地図を広げ会議が始まる
「これが、ガーデン内の地図だ。我々の現在地が、おそらくここで、ハニー先輩が流され着くと予測されるのが、この2か所。距離として、約3キロ!!」
「途中あやふやなトコがいっぱいありますけど…」
「そこは、未開発ゾーンだ」
「未開発ゾーンがあるところに連れ込むなんて、鏡夜、女の子がいるのにもうちょっと考えてよ」
「そんなことより瑠々…可愛いよ」
「なに?鏡夜が急に壊れたのかしら…ふふっ冗談よ、ありがとう。光と馨が用意してくれたやつから選んだの私もこの水着可愛いと思う」
「俺が言ったのは瑠々のことだが…まぁ、いいか……」
そんな二人のやり取りが聞こえない環は、どんどん話を進めていく
「いいか、これはサバイバルだ!!我々は、この密林を無事脱出して、ハニー先輩を救出しなければならない!!効率よく二手に別れよう。モリ先輩チームと、キング君チーム!!俺と共に行くという勇気のある人間は、この指に…」
「とりあえずこっちだな。行ってみよう」
「環?皆行っちゃうよ?」
「ぬう!!って瑠々!!その恰好!!」
「あぁ、ハルヒがぬれちゃったから、上着を貸したの私は別に濡れてないから寒くないし、かまわないと思って」
「//////////////」
「環?いこ?置いてかれてしまうわ」
環は水着姿の瑠々に、真っ赤な顔をしながらうなずき、瑠々の後ろからついていく。一方モリは相変わらず無表情のまま、何を考えているのかわからない雰囲気を出している。果たして、モリは、ハニーが波にさらわれ、心配しているのだろうか………
次の瞬間である。ずぼっと音を立てながら、溝の片足を突っ込んでいるモリの姿を目にする
「わー!!モリ先輩がミゾに!!」
「あたかも殿のようなドジを!!」
「殿のごとしヘマを!!」
「ナヌ!?失敬な!!」
「モリ先輩…心配してらっしゃるのね…モリ先輩。きっと大丈夫ですわ…ハニー先輩はお強いもの!」
「そうですよ!意外と頑丈そうだし、おなかがすいたら、ヤシの実もなってるし」
瑠々に続き、近くにいたハルヒがフォローではないフォローを入れる。モリは、瑠々とハルヒの頭を撫で、ふっと笑った
「モリ先輩が!瑠々の頭を!!俺もなでたい!!!!!!」
「「僕らだってなでたい!!!!!!」」
光、馨、環は、木の陰から、3人の様子を見ながらそうつぶやく。もし今ここから出て、瑠々の頭など撫でようものなら、確実に瑠々に怒られる…この雰囲気を壊したら…
その時、鏡夜の携帯が鳴り響く
「…ああ俺だ。いや…少々面倒な状況でね」
「そういや、気になったんだけどさ---瑠々はいつからあんな憐れもない姿なの///////」
「僕もさっきから直視できないよ/////」
「俺だって隠したかったんだ!でもっでもっ瑠々がハルヒに上着を貸したから//////あんな////俺以外に見せてはっ」
「「殿……何そのムッツリ発言…許せないよ……やーらしー」」
ジト目で、光と馨は環にそういうと少し離れる。環は真っ赤な顔をしながら叫ぶ
「誰がムッツリだ!俺はべ、べべ別に!やーらしー意味じゃ////////」
「「ヒソヒソ ヒソヒソ」」
「モリ先輩?そっちじゃないですよ?ハニー先輩がいるのはこっち…」
「…こっちにいる」
「モリ先輩の野生の勘ってやつですわねってモリ先輩!」
瑠々とハルヒはずんずんと、進んで行ってしまうモリを追いかけようとあとを追った
「ちょっ一緒に行きますって 待っぷっ」
「ハルヒ!大丈夫!きゃっ」
「瑠々。ハルヒ。」
草木に引っかかる二人をみたモリは、ひょいっと二人を軽々持ち上げると歩き始める。ハルヒは、モリに初めて名前を呼ばれたことを、心の中で静かに喜んだ
一方環たちは
「ああ、それじゃ至急頼む。捜索チームが、出動してくれるそうだ。俺たちが探すより、的確だろう」
「ちがうもん。ちがうもん。めそめそ」
「「ハイハイ。わかったわかった」」
「ゲートに戻って待機を…おい?モリ先輩と瑠々とハルヒは?」
「「「!?」」」
ここで、ようやく三人がいないことに気が付く
鳳アクアガーデン指令本部
「緊急出動発令!緊急出動発令!鏡夜様の御友人が流水プール付近より行方不明!!詳細は不明!何らかの事件んい巻き込まれた恐れあり!捜索ターゲットは〔小さめの少年〕!!不審人物は容赦なく捕獲せよ!!」
『Yes Sir!!』
そして、瑠々たちはハニーを探していると、急に銃を突きつけられる
「その、小さい少年を離しなさい!!」
「「「!!」」」
囲まれ、身動きが取れなくなる。なぜこうなったのか…思いっ切り説明不足な鏡夜。入場者について、何にも伝えていなかった……
「ハ!?ちょっと…?」
「??????」
「もう大丈夫だ!!早くこっちに!!君もこっち………////////////」
「この大きいのは何者だうわ!!!!!」
「??」
手をつかまれるハルヒと瑠々を取り返そうと、頭にはてなだらけのモリは抵抗する
「ちょっ待ってくださいっ何か誤解っ」
「/////いいから/////さぁ!」
「抵抗するぞ!!威嚇射撃用意―――…」
「崇 るーちゃん ハルちゃんどいてぇ―――!!!あああああああああとうっ」
バキィとすごい音を立てて隊員の一人が吹き飛ぶ。それを見たハルヒは何事だ!と言わんばかりの顔をしている。瑠々は、ホッとしたような顔をした。
「な!?何をするこのチビ―――…!!」
ハニーをつかもうと、一人隊員が手を伸ばすと、ハニーは、ぐんっと背負い投げをする。そして、ほかの隊員をも倒したハニーは、手をぱんぱんとはらうと、涼しそうな顔をしながら言う
「もー弱いのに無茶なことしないのっ!!僕の仲間をいじめたら、めッだよ!!めっ!!」
「瑠々!!無事か!?」
「たまちゃーん」
「あれ?ハニー先輩?」
「なんか知らんが、大丈夫みたいね。コレ、ハニー先輩がやったの?」
「瑠々~無事でよかったぁ」
「!環っ//」
「えっちょっどういう…」
双子は、倒れている隊員の頬を棒でつつき、環は瑠々に抱き付いた。ハルヒは何が何だかわからないと言った顔をしている。そんなハルヒに、双子は、あれ?と言いながら話す
「?おまえ、知らないの?【埴之塚】つったら、ブドウの名門じゃんか」
「あのヒト、中等部んトキ空手と柔道で、全国制覇してんだぞ」
「(ディープ…あまりにも深い<ディープ>)」
「ハルヒ大丈夫?びっくりよね、あんな可愛い姿してるのにクスッ」
二人はハニーとモリの方を見上げる
「崇、るーちゃんとハルちゃんを守って、えらかったねえ僕がいなくても、寂しくなかったもんねえ?」
「……………そうでもなかった」
モリの答えに、ハニーはニッコリと笑った。
「じゃー出口までおんぶー」
「はーなんか全然あそんでないー」
「やっぱ放課後来んのがダメなんじゃん?」
プールの深さなら
まだしも何故
こんな所に来てまで
ハニー先輩達の深さを
知らなければならないのか
疲れ果てたハルヒでありますが
「「んじゃ、夏休みは海なーねー瑠々!ハルヒー」」
「私海に行きたいわ!でも、ハルヒこういうのやなんじゃ?」
「海…海なら行ってもいい…かも。」
「は?」
「こーいう、あからさまに人工物っていうのは冷めるんですけどねー海は意外といいですよねーキレイだし。瑠々先輩もいるし」
「「わけわからん」」
傍から見れば、ハルヒも充分ディープである事には気づかないハルヒでありました。
「瑠々は…誘ったら行くのか?」
「行くわ!海は好きですもの…環は行きたくないの?」
「る…瑠々が行くなら勿論行くさ!その前に…上着を羽織ってくれ…///////」
「そうね!もう夜だし!さっハルヒー着替えて帰りましょ!」
瑠々は羽織を片手にしている環を、背に、ハルヒと手をつないで歩いて行ってしまい。環は静かに涙を流しながら、二人の後ろをとぼとぼと歩いて行く。
~ To be continued. ~