蒸し暑い日が続く梅雨の項、みなさま、いかがお過ごしですか。
平年ですと、しとしと降り注ぐ雨のおかげで、ずいぶん涼しかった思い出があるのですが、今年はそうもいきませんね。
この時期はアジサイが美しいですが、タチアオイという大きなお花も咲き始める頃です。
梅雨の始まりに根本から開花が始まり、梅雨のあける時分に頭頂部まで満開になるそうで、何とも趣のある花だとしみじみ感嘆いたしました。
アジサイもタチアオイも、ふと道の端を見ると咲いていたりしますから、花の具合を見つめながら、ああ梅雨明けにはもう少しかあ、なんて考えるのも、ちょっと気取れて良いですね。

さて本日の3️⃣🦎の様子をまるで見てきたかのように綴る狂気の開幕でございますが、弊宅サンクレッドを3️⃣、弊光の戦士を🦎と表記させていただいて、お送りいたします。
可愛いのでね。絵文字ですと。

3️⃣🦎夫妻のおうちはラベンダーベッドにございます。
緑豊かな黒衣森は、山育ちアウラの🦎も過ごしやすい環境です。
🦎の個人的イメージは当初より、遥けき霊峰、その清水に棲む龍でして、彼女の実家はひんがしの霧深い山々、もの○け姫の舞台のようなビジュアルの自然の中にあるんです。
そんななかで育っていますので、🦎が居つく場所に自然豊かな場所を選ぶのも道理。
特に、海水よりは淡水を好む🦎にとって、理想的な環境がラベンダーベッドになりますね。

夏も盛りになってくると、水遊びの好きな🦎は毎日のように3️⃣にねだり、ヤイヌ・パーの円庭にお出かけします。
お弁当を持って、温かなお茶を持って、日差しのしのげる木陰にシートを敷いて場所をとります。
それから喜び勇んだ🦎は、たっぷりと清水が湛えられた水場に入っていく。
真っ白な鱗が水面の乱反射と踊るその様子は、惚れた欲目を差し引いても、美しく幻想的で、そういった獣が無邪気に遊ぶさまのようだというのは3️⃣の言。
そうやって3️⃣は好きに🦎を遊ばせているのですが、プロのアウラ飼いにしてマメな男なので、30分おきに声をかけては陸に上がらせ、タオルでくるみ、体が冷えきらないように温かなお茶を飲ませるというわけです。
たまに水辺に3️⃣がよると、いたずらっ子🦎が3️⃣を水の中に引きずりこむ時があります。
普通の人間なら、英雄なんて化け物に水中でじゃれつかれたら死にますが、生粋の海坊主肺活量を持つ3️⃣はへっちゃらです。
5分程度一緒に遊んでやって、興奮気味の🦎をしっかり抱えて水から上がってくる、スーパーダーリン3️⃣（公式妖怪フィジカル仕様）というわけです。

アウラはね、こういうところがあるから恐ろしいんですよ。
水辺に棲むアウラ（概念）は可愛い相手と遊びたくて、ついちょっかいをかけたつもりが溺れさせますからね。
肺活量やアウラを抑え込むフィジカルがない場合、誘われたからといって不用意に近付いてはいけませんよ。
しかしひとくちにアウラといっても、とてもおとなしい個体もいますし、草原アウラの中には深い水辺を怖がる種族もいますので、よくよく会話を重ね観察することが、健やかなアウラ飼育の要です。
これからアウラのお迎えを考えていらっしゃる方は、生育環境や性格の似たアウラとも交流してみると良いでしょう。

話を戻します。
じゅうぶんにお水遊びをしてくたくたの🦎、朝から出かければお昼頃には疲れてお昼寝を始めますので、3️⃣はすやすやの妻とピクニック用品一式を抱え、おうちまで帰ります。スパダリの極み。
元色男の現父親属性男なので、スパダリ要素は多分に持っているんですね。
結構な世話焼きですし、愛情が重たすぎてその表し方に少し困るみたいなそういう側面もある、それが3️⃣だと思っております。
だから妻や家族、仲間といった、「どれだけ愛情を示しても何ら不自然ではないひと」に対してどえらい献身的になるし、簡単なことみたいに命をかけてくるんです。
恐ろしい男。
ということで水遊びから帰宅した3️⃣🦎夫妻、妻が眠っている間に「適当な具材が入っているやたらとうまいパスタ」を作ってくれる3️⃣のイデアも創造して、そろそろ止まらなくなりそうなのでこのあたりで一度筆をおきたいと思います。

ここまで書けるならとっとと作品にしちゃった方がよい気もいたしますね。
そのうち整形します。

このように、弊宅サン光の妄想を、まるで現実のもののように語る日記には【幻覚】と表題につけさせていただきますので、目安にしていただければ。
青い鳥が生意気をいってて本当～～～～に腹がたつので、しばらくこの形式を試してみようと思います。