短編(ロー夢)
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10月31日。
誰もが知っているハロウィンである。
大学の講義を終えたローは、紙袋片手に嬉々として帰路についていた。
恋人である名前と同棲して2年。
今年のハロウィンはお互い仮装しようと話をして、互いに衣装を用意することに決まった。
ローが持っている紙袋には、当然名前に着せるハロウィン衣装が入っている。
自分が選んだ衣装を着た名前の姿を思い浮かべては顔がにやけてしまう。
オレンジカボチャやゴーストで飾られているお店が立ち並ぶ道を歩きスマホを取り出す。
時刻は16時を過ぎていた。
そろそろ本格的に暗くなる空にローは急いで家を目指した。
※※※※※※※※※※※※
住んでいるマンションは3LDKで2人で暮らすには十分な部屋だった。
ただいま、と告げて玄関に靴をしまう。
「?」
いつもならお帰りなさい、と名前が出迎えてくれるのだが、返事がない。
部屋に上がり、リビングを覗く。
ソファーから白いぬいぐるみの足が見える。
「 名前、俺のベポに抱きついて寝るな 」
ソファーですやすやと寝ている名前の体を揺する。
ベポと言うのはローが去年のクリスマス、商店街のイベントで当てた大きな白くまのぬいぐるみのことである。
触り心地がよく、ローはこのぬいぐるみを気に入り名前をつけたのだ。
「んんー……………」
「名前、風邪引くぞ?」
「んぅ?ろー?」
呂律が回らないのか、ぼんやりとした返事が返ってきた。
相当眠い様子だ。
キッチンテーブルに視線を向ければ、なるほどなとローは呟く。
ところ狭しと、ハロウィン料理にクッキーやケーキが用意されている。
名前は今日の講義は午前に終えているから、午後からあれこれと用意し、そして疲れてついつい眠ってしまったのだろう。
「そろそろ起きろ。風邪引く」
「ん、お帰りなさい、ロー」
小さな欠伸をして起きる姿はまだ眠そうだった。
どちらかともなく、触れるだけのキスを交わす。
「あと、今年はコレ着ろよ?」
「はーい。ローはコレね?」
互いに衣装を渡し合い、それぞれ部屋に移動する。
去年のローの衣装は狼の仮装だった。今年は何だと思い袋を開けると、
「ミイラ…か?」
大量の包帯に黒のベルト。
医大生であるローは包帯の扱いも習ってはいる。
くるくると足先から巻いてみるものの、不便さがかなりあった。
なんとか身体中包帯巻きになったローは鏡で出来映えをチェックする。
「こんなもんか」
とりあえず包帯はやめとけ、と後で伝えようと思った。
名前も部屋でローから渡された紙袋を開けていく。
「確か去年は魔女だったっけ…」
懐かしさを感じながら黒地の服を広げる。
その他にもう一つ袋があり、開けてみると黒の猫耳カチューシャ。
ハロウィン仮装ではなく、コスプレではなかろうか。
黒い服にはしっかり、尻尾がついている。
まぁハロウィンだから、と着替え始めるのだった。
※※※※※※※※
リビングに戻った名前は、キッチンテーブルに並べていた料理を暖め直し、食卓へと運ぶ。
なかなか部屋からでてこないローに疑問符を浮かべながら、ミイラは無理だったかな?なんて考えた。
しばらく待つと扉が開いたので名前は笑みを浮かべた。
「ハッピーハロウィン?」
2人のハロウィンはこれから始まる。
誰もが知っているハロウィンである。
大学の講義を終えたローは、紙袋片手に嬉々として帰路についていた。
恋人である名前と同棲して2年。
今年のハロウィンはお互い仮装しようと話をして、互いに衣装を用意することに決まった。
ローが持っている紙袋には、当然名前に着せるハロウィン衣装が入っている。
自分が選んだ衣装を着た名前の姿を思い浮かべては顔がにやけてしまう。
オレンジカボチャやゴーストで飾られているお店が立ち並ぶ道を歩きスマホを取り出す。
時刻は16時を過ぎていた。
そろそろ本格的に暗くなる空にローは急いで家を目指した。
※※※※※※※※※※※※
住んでいるマンションは3LDKで2人で暮らすには十分な部屋だった。
ただいま、と告げて玄関に靴をしまう。
「?」
いつもならお帰りなさい、と名前が出迎えてくれるのだが、返事がない。
部屋に上がり、リビングを覗く。
ソファーから白いぬいぐるみの足が見える。
「 名前、俺のベポに抱きついて寝るな 」
ソファーですやすやと寝ている名前の体を揺する。
ベポと言うのはローが去年のクリスマス、商店街のイベントで当てた大きな白くまのぬいぐるみのことである。
触り心地がよく、ローはこのぬいぐるみを気に入り名前をつけたのだ。
「んんー……………」
「名前、風邪引くぞ?」
「んぅ?ろー?」
呂律が回らないのか、ぼんやりとした返事が返ってきた。
相当眠い様子だ。
キッチンテーブルに視線を向ければ、なるほどなとローは呟く。
ところ狭しと、ハロウィン料理にクッキーやケーキが用意されている。
名前は今日の講義は午前に終えているから、午後からあれこれと用意し、そして疲れてついつい眠ってしまったのだろう。
「そろそろ起きろ。風邪引く」
「ん、お帰りなさい、ロー」
小さな欠伸をして起きる姿はまだ眠そうだった。
どちらかともなく、触れるだけのキスを交わす。
「あと、今年はコレ着ろよ?」
「はーい。ローはコレね?」
互いに衣装を渡し合い、それぞれ部屋に移動する。
去年のローの衣装は狼の仮装だった。今年は何だと思い袋を開けると、
「ミイラ…か?」
大量の包帯に黒のベルト。
医大生であるローは包帯の扱いも習ってはいる。
くるくると足先から巻いてみるものの、不便さがかなりあった。
なんとか身体中包帯巻きになったローは鏡で出来映えをチェックする。
「こんなもんか」
とりあえず包帯はやめとけ、と後で伝えようと思った。
名前も部屋でローから渡された紙袋を開けていく。
「確か去年は魔女だったっけ…」
懐かしさを感じながら黒地の服を広げる。
その他にもう一つ袋があり、開けてみると黒の猫耳カチューシャ。
ハロウィン仮装ではなく、コスプレではなかろうか。
黒い服にはしっかり、尻尾がついている。
まぁハロウィンだから、と着替え始めるのだった。
※※※※※※※※
リビングに戻った名前は、キッチンテーブルに並べていた料理を暖め直し、食卓へと運ぶ。
なかなか部屋からでてこないローに疑問符を浮かべながら、ミイラは無理だったかな?なんて考えた。
しばらく待つと扉が開いたので名前は笑みを浮かべた。
「ハッピーハロウィン?」
2人のハロウィンはこれから始まる。
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