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『リィです』
俺は、お前を始めてみた時
この世界に生まれてきた意味がわかったんだ。
「今日から調査兵団に加わる。リヴァイ、よろしくな」
「…あぁ」
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それから、当たり前に毎日顔を合わせる。
「リィ。買い物に付き合ってほしいんだが」
『…了解しました』
『どちらに行かれるんですか。リヴァイ兵長』
「っ…今日は、いろいろ買いたい」
『…そうですか』
あれからよく、リィと目が合うと心臓がうるさい。
そんな様子の俺を知ってか知らずか、リィはいつも冷ややかな目を向けてくる。
『…今日は、平和ですね。街も穏やかで』
「ココ最近、巨人をみることも少なくなったからな」
『私達の仕事なくなりますね』
「いいことじゃねぇか」
お前に出会うまで、この世の中クソだを思ってた。
自分にさえ、価値がないと…。
「なにか欲しい物はないのか」
『え?』
「ついでだ。何かあるなら買ってやる」
『そんなの申し訳ないので。それに、今は特に欲しい物とか入用はありませんので』
「…そうか」
お前のためなら、俺は何でもできるのに
お前は、いつもひとりで生きていけるような顔するんだ。
兵舎に戻り、たくさんの荷物を部屋に置く。
『本当にいろいろ買いましたね』
「助かった」
『いえ。それじゃ、私は戻ります』
「…おい。」
『なんですか』
「ずっと、言いたかった事がある」
『…』
「その…」
『…』
「お前が、、好きなんだ」
『…』
「…」
『そうですか』
「…」
俺が、頑張って言った言葉。
それだけ言うと、リィはなにもないようなフリをして部屋を出た。
「チッ…」
でも知っていた。
あいつの最悪な性格。
でも、たまに悲しそうに笑うところが
たまらなく好きなんだ。
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