Face!Face!Face!!
幸村はようやく跡部を制止させると、真っ赤な顔で抵抗した。
「まって!こんなのはいつもと違う!」
広いベッドの上を這いずった。すぐに跡部の手が伸びて来て足首を掴まれてしまう。
どんなに引き離そうとしても絡み付いてくる。
「嘘だろ…?まさか、勝ったのかい?」
体をひっくり返されて、信じられない思いで跡部を見つめた。明らかに今までとは性質の違うセックスに幸村は戸惑いを隠せない。
「アーン?体感したいと言ったのはおまえだろ?さて、お望み通りの俺様に抱かれて次は何をご所望だ?」
自信に溢れた跡部の表情は一番好い。きゅんとなって、反応を隠すように膝を閉じた。
さっき出したばかりなのだ。それも初めて跡部の口で。
手塚に勝った事で勢いに乗る跡部に見惚れている。
(すごい…手塚国光の影響力がこんなに)
「他の男を思ってんじゃねぇよ」
「ごめ…」
うっかり謝ってしまった。
「ちが、そうじゃなくて…あっ!」
跡部がむくれたから、あわてて否定した。
直後硬いモノが後ろに当てがわれて、体の興奮はいよいよ最高潮に達する。
つんつんと触れる度、幸村のソコはうごめくのを止められない。
「恥ずかし…だってこれ、何回目…」
半分泣きながら聞いた。
「さあなァ?」
「も…挿れて…」
「これ以上は体に障るぜ」
「好きなんだ。勝者の顔をもっと…」
幸村は渾身の力で跡部を組み敷くと、そそり勃つ跡部自身に向かって真っ直ぐに腰を落とした。
ふたりの声にならない悲鳴が重なる。
「は…結局主導権はおまえかよ」
「そんなことない」
たっぷり見つめ合ってから、そっと肌を離した。
