星の花を編む頃に
"君がいないと
呼吸をするのも苦しいんだ───"
『あ、あの…どちら様で?』
『レオナルド・ディカプリオだ』
『へ?』
長いタッセルのピアスを揺らしながら笑った彼との出会いが、私の人生を大きく変えた。
『オレは君と友達以上の関係になれたらいいなって思ってるよ』
『友達以上…?』
『相合傘が似合うような、ね』
『!』
誰かが描いた相合傘の落書き。彼はいつか私と相合傘が似合うような関係になりたいと言った。
『オレを君の大事な人にして』
『!!』
『君が好きだよ、神座君』
私は今日も
彼のからかいに振り回される───。
【星の花を編む頃に】
『オレが優しいだけの人だと思ってた?』
『君はオレのこと、何も知らないくせに』
『…オレは何を守りたかったんだっけ?』
次第に壊れ始める彼の心が悲鳴を上げる。私は彼を…あなたを守りたいの。
"だから───……"
『助けてって言ってよ』
これは【悪意】に唆された友達を連れ戻すために一人で街へとやって来た男装少女と、少女を守るために傍にいることを誓ったちょっぴり意地悪な少年の──不器用だけどもどかしい、幸せになるための物語である……────。
◇◆◇
︎︎︎︎︎︎☑︎この物語は原作沿い+オリジナルです。
︎︎︎︎︎︎☑︎誹謗中傷を見つけた場合、削除します。
︎︎︎︎︎︎☑︎キャラ崩壊・誤字脱字は後に修正します。
︎︎︎︎︎︎☑︎この物語のオチは蘇枋隼飛です。
︎︎︎︎︎︎☑︎苗字のみ固定で【神座】になります。
︎︎︎︎︎︎☑︎デフォルト名:【神座氷織】です。
︎︎︎︎︎︎☑︎"なんでも許せる人向け"に執筆してます。
︎︎︎︎︎︎☑︎当作品の無断転載は禁止致します。
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