サンケタ ト ハクダツ
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「いやァー面白いモノが見れた♪」
「(このドS…。)」
「久々にこんなに笑ったよ。
あ、お腹は大丈夫?」
「(本気で心配してねーだろ!!
笑ってんだよ顔が…!!)」
文句の一つでも言ってやろうと口を開けるがピタリと留まる。
そして一護は気付くのだ。
"言い返せば確実に殺られる"
"あれこれ言って鉄拳でもお見舞いされたら敵わないので黙っておこう"
一護は軽く頭を振って最悪の事態を免れた。
「(危なく犠牲になるとこだった…)」
「どうかした?」
「なんでもねえ」
梨央は不思議そうに首を傾げた。
「他の連中はどうした?」
「バワバワならお外に置いてきたっス!あの子は常に砂食ってねえと生きられねえもんで!」
「そうじゃなくてホラあのドン何とかいう…」
「誰スかそれ?」
「キミの仲間はどうしたの?」
「ドンドチャッカとペッシェならホレ!
ネルの後ろから…」
「いないけど」
「……………」
「というより最初から来てないよ」
「い…いないっス!迷子っス!!ドンドチャッカとペッシェが迷子になったっス〜〜〜〜!!」
「イヤ…どっちかっつーとオマエが迷子だろ」
「気付くの遅くない?」
ズ…
「「!」」
その瞬間、何かの気配を感じて一護と梨央は同時に天井を見上げる。
「い…一護…?どうしたっスか…?」
「黙ってろ!」
「ネル静かに」
「………………」
「何かいるね」
「ああ…」
「……………」
「…出てこいよ…!」
一護が叫ぶも敵は姿を現さない。
「そこに隠れてる奴!!
出てこいって言ってんだ!!!」
ドンッ
「!」
「くそっ!!」
突如、柱が破壊する。
敵は柱と柱を渡り移動している。
「逃すかよ!」
「フン…誰が逃げるもの…」
ズルン
「かっ!?」
ゴ─────ン
「ほごぁ!!」
足を滑らせて敵は地面に落下した。
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