サンケタ ト ハクダツ
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「(つーかコイツを怒らせるとめちゃくちゃ怖いってことは分かった。今度から気をつけよ…)」
「ところでこの子達は…?」
一護への怒りが優先ですっかり忘れていたが、敵がいた事に気付いて視線を向ける。
ヒビが入った骸骨型の仮面の名残を頭に乗せ、黄緑色の髪をした幼女と、クワガタ虫を模した仮面を付けている細身の体の男、虚そのものの姿をしており、水玉模様の服を着た生物。
「ネルは
「へぇ、
「そういうアンタはどちら様スか?」
「私か?」
「とびきりの美人スねェ〜」
「そこまで誉めてもらえるなんて嬉しいな」
胸に手を添え、笑みを浮かべる。
「初めまして、私は仁科梨央。彼と同じ死神で零番隊で隊長を務めている者だ」
「たたた…Σ隊長ォォオオオ!!!?」
彼女の発言に三人は雷が打たれたような衝撃が走り、驚いた顔を揃えている。
「ア、アンタみたいな別嬪が…刀振り回すんだスか?」
「そうだよ」
「その隊首羽織、本物スか…?」
「本物じゃなきゃ着ないよ」
「わーん!!ワルモノー!!食われるー!!」
「急に失礼だな」
「そりゃビビんだろ」
「何で?」
「オマエいじめそうな顔してるし」
「……………」
「Σハッ!?」
無意識に出た自分の言葉に気付き、"まずい!"と思った一護は、そろり…と梨央を見る。
「…な、なーんて…」
「ふふふ」
「はははは…は…」
梨央はニコッと笑んだ。その瞬間、一護の顔から一気に血の気が引いた。
「今のはちが…っ!」
ゴスッ
「ぐはあっ!!」
「学習しないな君も」
再び腹パンを食らった一護は崩れ落ちる。それを見た雨竜は眼鏡の縁を指で押し上げ、呆れた。
「おかスーと思ったんだァ!!フツーの
「イヤ…別に殺しゃしねえよ…」
《死神なんぞに殺されずとも…このわしがぬしらをねじり殺してくれる!!この砂の番人ルヌガンガがな!!》
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