キケン ト オアソビ
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「たわけ!貴様がこの間ボコボコにやられた連中のことだ!!」
窓の縁に立っていた人物の怒号が飛ぶ。
「やあルキア」
「…久しぶりだな一護!梨央!」
突然の事態に教室が騒つき始める。
感動の再会を通り越して一護の顔面に飛び蹴りを食らわすルキア。
後ろに吹っ飛んだ一護が反論しようとするが背後から恋次に掴まれ、身動きが封切られる。
驚く一護に構わず、ルキアの強烈な平手打ちが炸裂し、そして強制的に死神化させられた一護はルキアに無理やり引っ張られて窓の外に消えてしまった。
「うわァ…」
「…やっぱこうなったわね」
「まァ、あんだけフヌケたツラ見せられちゃ、ああもしたくなるだろうぜ」
「そォ?ヘコんでた顔もあれはあれでソソるもんがあったわよvV」
「どこが!?ソソるもんなんかないね!!!」
「イヤ別にあんたに同意求めてないわよ弓親」
「じゃあ誰!?誰に同意求めてんの!?一角!?」
「なんでだバカ野郎」
「おいお前ら!ちょっとは静かに──」
「おい…あれ見ろよ…」
「黒崎どうしたんだ…?さっきの女にシバかれてからグッタリしてんぞ…」
「白目むいてないか…?」
「おーい…黒崎ー…大丈夫ー…?」
「ヤベーぞオイ…死んでんじゃねーのかアレ…!?」
「やっぱヤベー連中だよあいつら…赤髪だし…」
「…………」
「気にすんな恋次、人間のたわ言だ」
「イレズミだし…」
「木刀さしてるし…」
「金髪…」
「銀髪…」
「ハゲ…」
「オカッパ…」
「巨乳…」
「ハゲ…」
「おい…今ハゲっつった二人順番に出て来い」
「気にしない方がいいっスよ。
人間のたわ言なんだから」
「うるせえっ!真っ二つにしてやらァ!!」
「木刀で?」
「僕も加勢するよ一角!!」
「…誰かこの位置代わってくれ…」
その騒がしさに怒りマークを浮かべて呆れる日番谷がいた。
「(動物園みたいだ…)」
間違いなく猛獣区域に分類されるだろう。
「(斑目三席、真剣を持ち歩こうとしてたのか。外で携帯したら完全にアウトだな。)」
騒ぐ斑目達を見ながらそう思った。
next…
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