キケン ト オアソビ
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「今回の敗北はそれを含めての敗戦だ。全てを支配されてしまうのが怖いなら何故それを克服しようとしない?キミの心に隙があるから"そいつ"は簡単に身体を奪いに出てくるんだろう?」
「どうにかしなきゃいけねー事くらい、オマエに言われなくても…分かってんだよ」
「分かってない」
「!!」
「私はキミが心配だから言わせてもらう」
厳しい表情が、ふと、優しさに変わる。
「キミはまだ未完成だ。力も強さも。でも仲間がキミを強くしてくれる。元々の素質は悪くないんだ。迷わず真っ直ぐ進め。キミがその強さを大切なものの為に使えることを願ってる」
梨央の熱心な言葉が心に届いたのか、強張らせていた一護の顔がふっと和らいだ。
「ありがとな」
「もっと感謝したまえ」
「おう、サンキュ」
「友達が落ち込んでたら慰めるのが私の役目だからね」
「ほとんど説教だったけどな」
「私も大切なものを守る為に強さを求め続けてるんだ。そこで満足はしてない。純粋に力を欲するのは間違いじゃない。だから…お互いに頑張ろうよ」
「ああ」
ザワッ
「「!!」」
複数の霊圧を感じ、二人は同時に教室のドアを見た。
ガラッ
「おーす!元気か一護!梨央!」
「…れ…恋次…!!一角!!弓親!!」
「乱菊さん!!」
「冬獅郎!!」
「『日番谷隊長』だ!」
「オマエら何で現世に…!?」
「上からの命令だよ。"『
「アラン…って何だ?」
「いっちーのおバカさん☆」
「何でだよ!?」
「あァ!?何だオマエ、相手が何者かも判らず戦ってやがったのかよ!?」
「…何で教えてくれなかったんだよ」
一護は隣にいる梨央をジト目で見る。
「だって知ってると思ったんだもん」
そしてペロッと舌を出し、可愛げに笑う。
「ゴメンね♪」
「(絶対わざとだなコイツ…!!)」
恨めしげに梨央を軽く睨みつけるも、本人は一護の反応を楽しむかのように笑っている。
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