キケン ト オアソビ
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「仁科梨央、貴様は何だ?」
「質問の意味が解らない。"何だ"とは何だ?」
「貴様は本当に死神か?」
「……………」
「それとも──」
「死神だよ」
「!」
「私は死神だ。悪をこの世から排除し、彷徨う魂を霊界へと導くのが仕事だ。もちろん…キミ達のような敵を倒すのも仕事だが」
「俺には死神というよりは"別の何か"に思えてならんのだがな」
「キミはおかしなことを言うな」
「……………」
疑惑の眼差しを向けるウルキオラに
心の読めない笑みを差し向ける。
「ヤミー、その女を殺すのはやめておけ」
「ああ!?何でだよ!!」
「藍染様に報告しておきたい事がある」
「藍染…?」
聞き慣れた名前に反応する。
「だがその男は殺せ」
ヤミーは一護に拳を振り下ろす。梨央は斬魄刀で再び防ごうとして構えるが…
「どぉーもーvV遅くなっちゃってスミマセーン。黒崎サン♪梨央サン♪」
下駄帽子の男と黒髪美人の女性が梨央達の前に突如現れた。それを見た梨央は構えていた刀を下ろす。
「浦原…夜一さん…」
「久しぶりじゃな、梨央」
「お久しぶりです、夜一さん」
「ウルルからの伝言、ちゃんと受け取りましたよ」
「キミは肝心な時にいないな」
「だって現世に来てるなんて知らなかったんスもん」
「キミの都合なんか知るか」
「うわー…相変わらずですね」
浦原は口許を扇子で隠す。あからさまに引いている浦原のその態度に苛立ちを募らせるもグッと抑え込む。
「でも本当に久しぶりっスね♪」
「別にキミに会わなくても良かったんだけどな」
「またまたぁ。梨央サンってばすーぐツンデレ発動するんスから」
「何か言ったか」
「なーんにもvVさて…とりあえずチャチャッと片付けますか」
「そうじゃな」
「(この二人が味方なら心強い。)」
駄菓子屋の店主にして百年前まで十二番隊で隊長をしていた浦原喜助。そして同じく二番隊で隊長をしていた四楓院夜一。
二人は百年前、四十六室の手によって
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