ヒャクネン ト サイカイ
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「すげぇだろ。斬魄刀の巨大さは即ち霊力の巨大さ。おまえのその小物のような小刀でオレの刀に勝てる筈がない!」
「余程自分の強さに自信があるんだな。だが虚勢を張ってるだけじゃないのか?」
「何だと?」
ニヤリと笑み、虚を挑発する。
「キミは本当に強いのか?まさか…口先だけじゃないだろうな?」
「貴様!オレを愚弄するのか!?」
「(簡単にノったな。)」
「オレは強い!貴様をすぐに殺す事だって容易いんだぞ!!」
「じゃあ殺してみろよ。そして私に証明させてくれ。キミが虚勢じゃなく、本当に強いんだということを。」
“まぁ無駄だと思うがな”
「調子に乗るな死神ィィ!!!」
剣を横に構え、勢いよく振り切るが…
「どこ狙ってる」
刃が触れる寸前で瞬歩で姿を消し、いつのまにか
「なっ!いつの間に!?」
「ふぅ…やはりただの虚勢だったか」
呆れるように溜息を吐き捨てる。
「今度はこっちから行くぞ」
ゾワッ!
鋭い眼光に睨まれ、ぞわりと背中が粟立つ。青い眼が冷たさを滲ませ、斬魄刀が光を帯びる。
「実感しろ。キミと私の強さを。」
ほんの少しだけ霊圧を上げた。
ドンッ
「!?」
空から押し潰されそうな感覚に襲われ、
「何だ…この霊圧は…!?」
梨央の放つ霊圧に“あてられ”、苦しそうに顔を歪ませる。それを気分が良さそうに見つめる梨央の口許が愉しそうに笑う。
「少し霊圧を上げたくらいで簡単にくたばるなよ」
「!!」
「自分から吹っ掛けた喧嘩だろう?私は喜んで受けて立つ。逃げも隠れもしない。だから…あまり私を失望させてくれるな」
「…良いだろう。死神でも
息苦しいまま刀を振り上げた
「鈍い」
呆れた溜息と共にゆっくりと刀を持ち上げ、敵の剣が迫り来る前に斬り裂いた。
「思い知るのはどうやらキミの方だったらしいな。
虚の血で汚れた刀を振って鞘に戻した。
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