独りぼっちの少女
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「ウソでしょ!?死んじゃう!!!」
「ゾロ!!逃げろよォ〜!!!」
必死で叫ぶもゾロは動ける状態ではない。
「ダメだあの野郎もう限界だ!!!」
「“
ロビンの能力でゾロを移動させる。
ドスン!!
「ウ!!」
だが黄猿はゾロの体を足で踏みつける。
「移動もさせない…ムダだよォ〜今死ぬよォ〜!!!」
「ゾロ〜〜〜っ!!!」
ピュンッと光が放たれた。
しかし────。
「!!!」
その瞬間、黄猿の足を誰かが蹴り止め、方向を変えさせる。そのおかげで放たれた光は違う場所で衝突した。
「──…あんたの出る幕かい、“冥王”レイリー…!!!」
「若い芽を摘むんじゃない…これから始まるのだよ!!彼らの時代は…!!!」
「おっさ──ん!!!」
「それと…頭上に注意しろ」
「!!」
地面に影が差し、黄猿が空を見上げると──そこに扇子を縦に構えたティアナが勢い良く落下してくる。
「!?」
驚いた黄猿は直撃する寸前で回避した。
ドォォォン!!
黄猿がいた場所は地面が凹んでいる。ティアナは不快そうに顔を歪め、低い声で言った。
「チッ…死ななかったか」
ルフィ達もティアナの存在に気付く。
「あんたがこの島にいる事は度々耳にしてたんだけどねえ、本当だったんだね〜。こんなヒヨっ子達のカタを持つなんて腐っても海賊ってわけかい…!!レイリーさん」
「キミ達が手配書を破棄してくれるなら私ものびやかに隠居できるんだがな」
「海賊の罪は消えんでしょう…!!ましてやロジャー海賊団──ただあんたを捕らえるとなると…こちらとしても…色んな覚悟を決めにゃあいかんので…」
「彼らを見逃すわけにはいかんかねェ…黄猿君」
「勘弁して下さいよ…とっ捕まえねェと…我々『海軍本部』はマリージョアの“天竜人”達に顔が立たんのですよ。それに…」
黄猿は目を細め、ティアナを訝しげに見た。
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