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それはまるで太陽のようで。

あれから、唯我は目に見えて連絡を寄越さなくなった。唯我が何か勘付いて恋愛を控えたのかと思ったが、たまに来る電話や会った時の反応を見る限りそういう理由ではなさそうだった。それに、奈美は相変わらず元気だ。
唯我と彼女が恋愛に酔っているなら、それで良かった。不穏な事は何もない。
このまま、自分の痛みと引き換えに2人の幸せが続いていくものだと本気でそう思っていた。
………そう、あの日までは。
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