新戦士はどこだ!?
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この襲撃事件は双方で問題になっていた。
その「犯人」は「姿を見せない」ため、手がかりが少なかった。
その結果、「犯人」が特定しにくかった。
サイバトロン基地―――
「ダー、あの野郎…、今度会ったら叩きのめしてやる!」
「とか何とか言って、その『犯人』に襲われたのはどこの誰でしょうねー?」
「あ゛!?」
「二人ともやめるんだ! とにかく、ダイノボットが襲われた場所には『川』があった。つまり、犯人はその近くで攻撃したことになる」
「でも、ソイツはその後どこに行ったんだ? 余程速く走らねぇと逃げられないジャン?」
「チータス、走って逃げたんじゃないんダナ。『隠れながら逃げて行った』んダナ」
「どうやって?」
「あ、もしかして…」
首を傾げるチータスを余所に、ラットルは気が付いた。
「犯人」が襲撃後、「どのように逃げ出したのか」を。
「近くに『川』があったんだ。泳いで逃げることだって出来るんダナ」
「それだけじゃない。そこからなら『隠れている状態でも狙い撃ちすることが可能』な筈だ」
「へぇー…」
コンボイとライノックスの説明に、チータスは思わず納得してしまった。
そして同時に、その「犯人」が「水棲系の動物」をスキャンしたことも判明した。
「犯人」が次に現れるだろうポイントを調べた結果、「ポッドの落下地点」、「ダイノボットが襲撃された現場付近」、「その中間点の水辺」と推測された。
別行動中のタイガトロンにも連絡を取り、サイバトロンは三手に別れて行くことになった。
サイバトロンが「『犯人』が次に現れるだろうポイント」に向かう少し前、デストロン側でも、その「犯人」が「次に現れるポイント」について話していた。
「それにしても、何でソイツは『ワスピーターだけ』を襲ったんでしょうねー、メガトロン様?」
「確かにおかしい。もし俺様がソイツなら『テラザウラーにも攻撃していた』がなぁ…」
「何でミーを見ながら言うザンスか!?」
スコルポスの疑問は最もだった。
単なる「自己防衛」のためならば、テラザウラーも攻撃してもおかしくはなかった。
しかし「犯人」は「ワスピーターだけ」を攻撃したのだ。
(その際、メガトロンはテラザウラーを見ながら言っていた。)
「ウヒャヒャ、もしかしたら、ワスピーターには『ソイツが嫌う『何か』』があるんスよ~」
「オラ!? じゃあソイツは『嫌いなものがあったから攻撃した』のか、オラ!?」
「そんなの有り得ないッシャ」
「そう言えば、ワスピーターがさっきから『大きい魚』がどうとかって、呻いていたよ?」
タランスの発言にスコルポスとブラックウィドーは驚いた。
そして、ナビ子は治療中にワスピーターが言っていたことを思い出していた。
「『大きい魚』ってことは、『鮫』じゃないんスか? 鮫は『縞模様』を嫌ってるみたいッスから。」
「「「「「それだ!」」」」」
タランスの発言で、ようやく確信に辿り着いた。
その「犯人」は「『鮫』をスキャンしたトランスフォーマー」であることに。
それが本当なら、「ワスピーターだけに攻撃したこと」とも辻褄が合う。
「よし、ならばポッドが不時着した地点とその付近を重点的に探すぞ! 『『犯人』は現場に戻る』と言うからなぁ…。」
こうしてデストロン側も捜索に乗り出したのであった。
その「犯人」は「姿を見せない」ため、手がかりが少なかった。
その結果、「犯人」が特定しにくかった。
サイバトロン基地―――
「ダー、あの野郎…、今度会ったら叩きのめしてやる!」
「とか何とか言って、その『犯人』に襲われたのはどこの誰でしょうねー?」
「あ゛!?」
「二人ともやめるんだ! とにかく、ダイノボットが襲われた場所には『川』があった。つまり、犯人はその近くで攻撃したことになる」
「でも、ソイツはその後どこに行ったんだ? 余程速く走らねぇと逃げられないジャン?」
「チータス、走って逃げたんじゃないんダナ。『隠れながら逃げて行った』んダナ」
「どうやって?」
「あ、もしかして…」
首を傾げるチータスを余所に、ラットルは気が付いた。
「犯人」が襲撃後、「どのように逃げ出したのか」を。
「近くに『川』があったんだ。泳いで逃げることだって出来るんダナ」
「それだけじゃない。そこからなら『隠れている状態でも狙い撃ちすることが可能』な筈だ」
「へぇー…」
コンボイとライノックスの説明に、チータスは思わず納得してしまった。
そして同時に、その「犯人」が「水棲系の動物」をスキャンしたことも判明した。
「犯人」が次に現れるだろうポイントを調べた結果、「ポッドの落下地点」、「ダイノボットが襲撃された現場付近」、「その中間点の水辺」と推測された。
別行動中のタイガトロンにも連絡を取り、サイバトロンは三手に別れて行くことになった。
サイバトロンが「『犯人』が次に現れるだろうポイント」に向かう少し前、デストロン側でも、その「犯人」が「次に現れるポイント」について話していた。
「それにしても、何でソイツは『ワスピーターだけ』を襲ったんでしょうねー、メガトロン様?」
「確かにおかしい。もし俺様がソイツなら『テラザウラーにも攻撃していた』がなぁ…」
「何でミーを見ながら言うザンスか!?」
スコルポスの疑問は最もだった。
単なる「自己防衛」のためならば、テラザウラーも攻撃してもおかしくはなかった。
しかし「犯人」は「ワスピーターだけ」を攻撃したのだ。
(その際、メガトロンはテラザウラーを見ながら言っていた。)
「ウヒャヒャ、もしかしたら、ワスピーターには『ソイツが嫌う『何か』』があるんスよ~」
「オラ!? じゃあソイツは『嫌いなものがあったから攻撃した』のか、オラ!?」
「そんなの有り得ないッシャ」
「そう言えば、ワスピーターがさっきから『大きい魚』がどうとかって、呻いていたよ?」
タランスの発言にスコルポスとブラックウィドーは驚いた。
そして、ナビ子は治療中にワスピーターが言っていたことを思い出していた。
「『大きい魚』ってことは、『鮫』じゃないんスか? 鮫は『縞模様』を嫌ってるみたいッスから。」
「「「「「それだ!」」」」」
タランスの発言で、ようやく確信に辿り着いた。
その「犯人」は「『鮫』をスキャンしたトランスフォーマー」であることに。
それが本当なら、「ワスピーターだけに攻撃したこと」とも辻褄が合う。
「よし、ならばポッドが不時着した地点とその付近を重点的に探すぞ! 『『犯人』は現場に戻る』と言うからなぁ…。」
こうしてデストロン側も捜索に乗り出したのであった。