新戦士はどこだ!?
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惑星エネルゴア――――、ここではサイバトロンとデストロンがこの星のエネルゴンを巡り、熾烈な争いを繰り広げていた。
そんな中、この星に不時着する際に脱出させたサイバトロンの救命ポッドが落下するようになった。
結果、サイバトロン側には「タイガトロン」が、デストロン側には「ブラックウィドー」が加わった。
そして今回も、また新たなるポッドが落下するのであった…。
海の中――――
カシャ、ビー…
ある一機の救命ポッドが内蔵されているスキャン機能が起動した。
〈「スキャン完了」〉
救命ポッドは「海にいる生き物」をプロトフォームにスキャンさせた。
そして今回、この新たな戦士を巡り、一波乱が起きるのであった…。
アクサロン(サイバトロン基地)内――――
「まーた救命ポッドが落ちたみたいだよ」
「場所はどこなんだ?」
「すっごく面倒臭い場所。『海の中』だってさ」
「『海の中』か…」
「今回は向こうも簡単には手出しは出来ねーみたいジャン」
「ああ。だが、早く保護することに越したことはない」
チータスの考えにも一理あった。
サイバトロン側にも言えることであるが、デストロン側には「水棲系生物」をスキャンした者はいない。
そのため、基本的に条件は同じ。
どちらかが有利になる可能性は低かった。
しかし、以前のポッド―――ブラックウィドー―――の件もある。
この条件を活かして、デストロン側よりも早く保護する必要があった。
「ところでダイノボットは?」
「既に偵察に行っちゃったんダナ」
「また一悶着起こさなければ良いんだが…」
コンボイは、このことを知らないダイノボットが「新戦士との間で一悶着起こす可能性がある」ことに頭を抱えていた。
その頃、デストロンの方でもポッド探しが行われていた。
「ブ~ン、僕ちゃん水はあんまり好きじゃないブン」
「グチグチ言う暇があるならさっさと引き上げるザンス!」
デストロン側は「空中系戦力(ワスピーターとテラザウラー)」に落下地点に向かわせていた。
「本当にこんなのが役に立つの~?」
「ポッドは『海の中』ザンスよ? 引き上げる他無いザンス」
そう言ってテラザウラーはタランスが用意した「サルベージ装置(仮)」をポイントに向けて降ろした。
「早く上がってこないかブ~ン」
「さっき降ろしたばかりだからすぐに来るワケじゃないザンス」
「退屈ブ~ン」
ポッドが引き上がるのを待っている二人は気付いていなかった。
その「存在」が近くにいることに。
ザパシャァーンッ!
「うわ~!」
「ワスピーター!?」
その「存在」はワスピーターに突進を仕掛けて来た。
水中からのため、勢いはかなり付いていた。
「ブ~ン…」
「な、何なんザンスか、今のは? って…」
テラザウラーは先程突進してきた「存在」に驚いていた。
それと同時に、ちょうどポッドが引き上げられた所だった。
しかし、テラザウラーはこの後、驚きの光景を目にした。
「か、空っぽ!?」
そう、ポッドの中には誰もいなかった。
以前のタイガトロンの時と似ているが、今回の場合は「自分達が来る前から既にいなくなっていた」からであった。
「カー…、一体どうなっているザンスか?」
テラザウラーは疑問に感じながらも、海に落ちたワスピーターをポッドに乗せて、一旦デストロン基地に戻ることにした。
そんな中、この星に不時着する際に脱出させたサイバトロンの救命ポッドが落下するようになった。
結果、サイバトロン側には「タイガトロン」が、デストロン側には「ブラックウィドー」が加わった。
そして今回も、また新たなるポッドが落下するのであった…。
海の中――――
カシャ、ビー…
ある一機の救命ポッドが内蔵されているスキャン機能が起動した。
〈「スキャン完了」〉
救命ポッドは「海にいる生き物」をプロトフォームにスキャンさせた。
そして今回、この新たな戦士を巡り、一波乱が起きるのであった…。
アクサロン(サイバトロン基地)内――――
「まーた救命ポッドが落ちたみたいだよ」
「場所はどこなんだ?」
「すっごく面倒臭い場所。『海の中』だってさ」
「『海の中』か…」
「今回は向こうも簡単には手出しは出来ねーみたいジャン」
「ああ。だが、早く保護することに越したことはない」
チータスの考えにも一理あった。
サイバトロン側にも言えることであるが、デストロン側には「水棲系生物」をスキャンした者はいない。
そのため、基本的に条件は同じ。
どちらかが有利になる可能性は低かった。
しかし、以前のポッド―――ブラックウィドー―――の件もある。
この条件を活かして、デストロン側よりも早く保護する必要があった。
「ところでダイノボットは?」
「既に偵察に行っちゃったんダナ」
「また一悶着起こさなければ良いんだが…」
コンボイは、このことを知らないダイノボットが「新戦士との間で一悶着起こす可能性がある」ことに頭を抱えていた。
その頃、デストロンの方でもポッド探しが行われていた。
「ブ~ン、僕ちゃん水はあんまり好きじゃないブン」
「グチグチ言う暇があるならさっさと引き上げるザンス!」
デストロン側は「空中系戦力(ワスピーターとテラザウラー)」に落下地点に向かわせていた。
「本当にこんなのが役に立つの~?」
「ポッドは『海の中』ザンスよ? 引き上げる他無いザンス」
そう言ってテラザウラーはタランスが用意した「サルベージ装置(仮)」をポイントに向けて降ろした。
「早く上がってこないかブ~ン」
「さっき降ろしたばかりだからすぐに来るワケじゃないザンス」
「退屈ブ~ン」
ポッドが引き上がるのを待っている二人は気付いていなかった。
その「存在」が近くにいることに。
ザパシャァーンッ!
「うわ~!」
「ワスピーター!?」
その「存在」はワスピーターに突進を仕掛けて来た。
水中からのため、勢いはかなり付いていた。
「ブ~ン…」
「な、何なんザンスか、今のは? って…」
テラザウラーは先程突進してきた「存在」に驚いていた。
それと同時に、ちょうどポッドが引き上げられた所だった。
しかし、テラザウラーはこの後、驚きの光景を目にした。
「か、空っぽ!?」
そう、ポッドの中には誰もいなかった。
以前のタイガトロンの時と似ているが、今回の場合は「自分達が来る前から既にいなくなっていた」からであった。
「カー…、一体どうなっているザンスか?」
テラザウラーは疑問に感じながらも、海に落ちたワスピーターをポッドに乗せて、一旦デストロン基地に戻ることにした。
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