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鳥頭巾

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BWⅡの夢ヒロイン名
その通称(愛称)

昔々、あるところに「赤頭巾」ならぬ、「鳥頭巾」という可愛らしいけど、少しヤンチャな女の子がおりました。
ある日、鳥頭巾はお母さんにお使いを頼まれました。


母「鳥頭巾、すまないが、お婆さんの所へ薬とお見舞いの品を届けに行ってくれないか?」

鳥『ええ、良いですよ』

鳥頭巾は快く了承しました。が、


母「出来れば、見舞いの品は食べないでほしかったんだが…」

鳥『うぐっ…!』


鳥頭巾は勝手に見舞いの品を食べてしまいました。
(後で代替品を用意しました。)

そんなこんなで、鳥頭巾はお婆ちゃんの家に向けて出発しました。

そんな中、お婆ちゃんの家に向かって出発した鳥頭巾を狙う、怪しげな視線が3つ程ありました。


狐「メガ…やなかった、狼様、鳥頭巾が森の中に入りましたで」

兎「そろそろ、出番ちゃうんでっか?」


狼の子分の狐(ダージ)と兎(スラスト)が、狼に鳥頭巾が森に入っていったことを伝えました。


狼「わかっている、ただ…」

狐&兎「「ただ?」」

狼「何で、あの女が主役をやっているんだと言いたいんだぞ!」

狐&兎「「え、そこ!?」」


何と狼は配役にケチを付けやがりました。


狼「大体、あの暴力短気女のどこがヒロインなんだ!?」

狐「そないなこと、ワテらに言われましても~…」

兎「『ビーストウォーズⅡ』は、元々女性キャラが少ないからしゃあないでっしゃろ」


狐と兎(特に兎)はやる気を無くしかけている狼を説得していました。


狐「というか、はよせぇへんと、鳥頭巾、お婆ちゃん家着いてしまいますで」

兎「そうでっせ。はよ行ってください」

狼「行けば良いんだろ、行けば!?」


半ば自棄になりながら、狼は鳥頭巾を追いかけました。


狼「おい」

鳥『ん?』


狼は鳥頭巾に声をかけました。


『ちょ…、メガストーム…、アッハッハッハッハッハ・・・!

鳥頭巾は狼を見て、大爆笑しました。


狼「笑うな!」

鳥『だって、だって…、ヒィー、ヒィー…!』


余程ツボに入ってしまったのか、鳥頭巾は酸欠状態に陥りかけていました。


狼「まあ良い、この近くに綺麗な花畑があるらしい。そこで花束を作っていったらどうだ?」

鳥『そ、そりゃ、ありがとう…!』


鳥頭巾は笑いを堪えながらも御礼を言いました。


鳥『あ、そうだ! 婆ちゃん役、ガルバトロンだから。死なないように頑張れよー』


爆弾発言を残して、花畑に向かって行きました。
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