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「正直、俺は今度の運命がどんなものになるのか知りたかったんだ!」
血まみれの男性、ザッカリーが私の肩をつかむ。
怖くて、目を背けたかった。
「見ろよ!今回はどうやらその剣で俺は運命を終えるみたいだ!」
思わず顔を背けようとしたが、血だらけの手で無理やりザッカリーを見るように正面を向かせられた。
目を閉じようとすると、顔を握られている手に力が入る。
あまりの痛さに涙目でザッカリーを斬られた首を至近距離で見てしまった。首のあたりだけでなく、顔の半分に肩から下は血だらけだった。
――事故だった、素早い何かに怯えて剣を握りしめてしまったから、飛びかかってきた彼、ザッカリーの首を思いっきり斬ってしまったのだった。
「ぁ…うぅ…うぅぅ…」
「もっとしっかりと見ろよ!」
「ごっ、うっ…ご、ごごめんなざい…斬る…つもり…なんて…ながったの…」
謝っても傷が治るわけなんかないのはわかっている。リセットをすればきっと彼の傷は再生して元気になるかもしれない。
――けれど彼を斬ってしまったという事実は残るのだ。
そんな
「ザ、ザ…ッカ…リー…?」
「HAHAHA…そうだ、リセットをすればきっと傷は治るんだろうな!ということは
一瞬だけ、すっと真顔になったかと思うと、ザッカリーは笑い声をあげ、
怯えた目で
「HAHAHA!親愛なる
「ヒッ」
“殺しはしない”そう強調すると、ザッカリーの血だらけの手は
ビチャリと鉄臭い匂いが
「HAHAHA…やっぱり涙はしょっぱくなちゃね。甘いのばかり嗅いでいたから新鮮だね。」
にんまりと満足そうに口をゆがめる。そして次にザッカリーは
「ッ」
ビチャリと首に生ぬるい血が付く。気持ち悪く、何より恐怖で
「HAHA…ねえ、
そういうとカプリと
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2021.04.24
斬っちゃうところから書こうか悩んだんだけど、
せっかくならゲームをやっていただきたいので…
誰か続き…を…
ザッカリーさんはいいぞ。OFFはいいぞ。