あなたに出逢えた奇跡に感謝を ~Happy Birthday Dear Masaki&Masaya~
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「よし! 今日はここまで!」
「おつかれっしたー!!」
俺の掛け声を合図に、部員達が散り散りにグラウンドを後にする。
「雅弥くん! サッカー部終わったの?」
「おう! ヒロイン、待たせたな。着替えてくっからもうちょっと待ってろよ」
「うん!」
満面の笑みで応えるヒロイン。どんなにハードな練習の後でも、ヒロインの笑顔見ただけで一瞬で吹っ飛んじまうから不思議だ。
急いで制服に着替えると、なんかいつもより部室が広く感じた。
普段、意味もなく雑談ばっかしてる奴らが見当たらない。
「……まさか、あいつら!」
ネクタイを結ぶのも忘れて、慌ててヒロインを待たせてる場所へ向かう。
待ち合わせの場所にはサッカー部の奴らが群がっていて、会話の端々にヒロインの名前が聞こえる。
やっぱ思った通りか……。
「おらっ!! お前ら離れろっ!!」
「あ、雅弥くん」
俺を見つけてほっとした表情のヒロイン。
ヒロインを部員達から離そうとヒロインの肩を抱くと、あちこちから「出たよ。シスコン雅弥が」と好き勝手言う声が聞こえる。
「ったく。あいつら、油断も隙もねえな」
群がる奴らに一喝して追い払うと、いつものように自転車の後ろにヒロインを乗せて走り出す。
「そうかな。いい人たちだと思うけど」
「いい人じゃねえって。いいか、絶対あいつらに近づくなよ? あいつらは部室じゃ……」
そこまで言いかけて、気づいた。……とてもヒロインに話せるような内容じゃねえ。
「部室じゃ何?」
背中から伝わるヒロインの体温に体が熱くなる。
「な、何でもねえ! っと、うわ!?」
「きゃっ!!」
かなり動揺したのか、ハンドルを握り直したつもりが勢いでブレーキに指が掛かっていた。
急ブレーキに思わず前のめりになった瞬間、背中に柔らかい感触を感じた。
「っ!? お、おい?」
「びっくりしたぁ~。急に止まるんだもん。雅弥くん、どうかした?」
……やべえ。心臓がすげぇバクバクしてる。
「……ヒロイン。ちょっと寄り道するぞ」
そう言って俺は、お気に入りの河原へ自転車を走らせた。
突然の俺の行動にヒロインは戸惑ってるっぽいけど、あがってしまった熱を冷ます事だけしか俺の頭になかった。
「……んっ! ふ……っん!」
自転車をとめて、本能のままにヒロインの唇を強引に塞ぐ。
「んっ! は……雅弥くん? 何?」
「ヒロイン。……したい」
「え……えっ!? ここで?」
「もう、我慢出来ねえんだよ。ヒロインは俺の彼女なのに、他の奴らに簡単に名前呼ばせるしよ……」
「ちょ……それとなんの関係が? あっ!」
ヒロインの制服のボタンを外そうと手を伸ばす。
「お前の名前、呼んでいいのは俺だけだから……。黙って俺のもんになっとけ!」
開いたボタンの隙間から手を滑り込ませて、膨らみを触ろうとした。
「……や! 嫌ッ!! こんなとこじゃやだっ!!」
渾身の力で、俺を押し返してヒロインが抵抗する。
目にはうっすら涙が浮かんでいる。ちくり、と罪悪感が芽生える。
「……悪ぃ。俺、ヒロインの気持ち無視して突っ走っちまった……」
「ううん。私だって……本当は雅弥くんに触りたいし、触って欲しいけど……ここじゃ嫌なの」
日が落ちて周りからは見えないとは言え、外だもんな。自分の欲望で、ヒロインに無理させるわけにいかねえよな。
「……じゃあ、俺の部屋なら、いいか?」
窺うようにヒロインにそう聞くと、恥ずかしそうにこくり、と頷いた。
ヒロインは多分知らねえだろうけど……その表情が、俺を狂わせんだよ。
この俺が女に狂わされるようになるなんて、思っちゃいなかったぜ。
ただし今夜、ヒロインを妖しく乱れさせんのは俺だけどな。
From Masaya.
「おつかれっしたー!!」
俺の掛け声を合図に、部員達が散り散りにグラウンドを後にする。
「雅弥くん! サッカー部終わったの?」
「おう! ヒロイン、待たせたな。着替えてくっからもうちょっと待ってろよ」
「うん!」
満面の笑みで応えるヒロイン。どんなにハードな練習の後でも、ヒロインの笑顔見ただけで一瞬で吹っ飛んじまうから不思議だ。
急いで制服に着替えると、なんかいつもより部室が広く感じた。
普段、意味もなく雑談ばっかしてる奴らが見当たらない。
「……まさか、あいつら!」
ネクタイを結ぶのも忘れて、慌ててヒロインを待たせてる場所へ向かう。
待ち合わせの場所にはサッカー部の奴らが群がっていて、会話の端々にヒロインの名前が聞こえる。
やっぱ思った通りか……。
「おらっ!! お前ら離れろっ!!」
「あ、雅弥くん」
俺を見つけてほっとした表情のヒロイン。
ヒロインを部員達から離そうとヒロインの肩を抱くと、あちこちから「出たよ。シスコン雅弥が」と好き勝手言う声が聞こえる。
「ったく。あいつら、油断も隙もねえな」
群がる奴らに一喝して追い払うと、いつものように自転車の後ろにヒロインを乗せて走り出す。
「そうかな。いい人たちだと思うけど」
「いい人じゃねえって。いいか、絶対あいつらに近づくなよ? あいつらは部室じゃ……」
そこまで言いかけて、気づいた。……とてもヒロインに話せるような内容じゃねえ。
「部室じゃ何?」
背中から伝わるヒロインの体温に体が熱くなる。
「な、何でもねえ! っと、うわ!?」
「きゃっ!!」
かなり動揺したのか、ハンドルを握り直したつもりが勢いでブレーキに指が掛かっていた。
急ブレーキに思わず前のめりになった瞬間、背中に柔らかい感触を感じた。
「っ!? お、おい?」
「びっくりしたぁ~。急に止まるんだもん。雅弥くん、どうかした?」
……やべえ。心臓がすげぇバクバクしてる。
「……ヒロイン。ちょっと寄り道するぞ」
そう言って俺は、お気に入りの河原へ自転車を走らせた。
突然の俺の行動にヒロインは戸惑ってるっぽいけど、あがってしまった熱を冷ます事だけしか俺の頭になかった。
「……んっ! ふ……っん!」
自転車をとめて、本能のままにヒロインの唇を強引に塞ぐ。
「んっ! は……雅弥くん? 何?」
「ヒロイン。……したい」
「え……えっ!? ここで?」
「もう、我慢出来ねえんだよ。ヒロインは俺の彼女なのに、他の奴らに簡単に名前呼ばせるしよ……」
「ちょ……それとなんの関係が? あっ!」
ヒロインの制服のボタンを外そうと手を伸ばす。
「お前の名前、呼んでいいのは俺だけだから……。黙って俺のもんになっとけ!」
開いたボタンの隙間から手を滑り込ませて、膨らみを触ろうとした。
「……や! 嫌ッ!! こんなとこじゃやだっ!!」
渾身の力で、俺を押し返してヒロインが抵抗する。
目にはうっすら涙が浮かんでいる。ちくり、と罪悪感が芽生える。
「……悪ぃ。俺、ヒロインの気持ち無視して突っ走っちまった……」
「ううん。私だって……本当は雅弥くんに触りたいし、触って欲しいけど……ここじゃ嫌なの」
日が落ちて周りからは見えないとは言え、外だもんな。自分の欲望で、ヒロインに無理させるわけにいかねえよな。
「……じゃあ、俺の部屋なら、いいか?」
窺うようにヒロインにそう聞くと、恥ずかしそうにこくり、と頷いた。
ヒロインは多分知らねえだろうけど……その表情が、俺を狂わせんだよ。
この俺が女に狂わされるようになるなんて、思っちゃいなかったぜ。
ただし今夜、ヒロインを妖しく乱れさせんのは俺だけどな。
From Masaya.
