双子誕生日記念ゲームブック~HAPPY HAPPY BIRTHDAY!!~
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そう言われて私は、雅弥くんの方のガムランボールを揺らす。
「聞こえた?」
「ん。なんかシャラシャラって音が聞こえる」
「ね? 聞いてるとなんだか落ち着くよね?」
「ああ。でも、俺としては、そっち聞かせて欲しかったけどな」
そう言って私のネックレスタイプのガムランボールを彼が突っつく。
「こ、こっちはダメ!」
だって、私のだと雅弥くんの顔がめちゃくちゃ近くなるんだもん。
「ま、いいか。今日はサンキューな。すげぇ嬉しかった」
どういたしまして、と言いかけた私の言葉が、雅弥くんの唇に溶けていった。
「ま、雅弥くん……。い、今の……」
「れ、礼だ! 礼! いちいち確認しなくてもわかんだろ?」
これ以上ないくらいに顔を真っ赤にした雅弥くんが、盛大にそっぽを向く。
照れ屋な癖に時々大胆な行動をする彼。
「ふふ……ねぇ。雅弥くん、こっち向いて?」
「……んだよ?」
「私の方を向いてくれなきゃ言わないもん」
「…………」
ふてくされたような表情で、こちらを向いた雅弥くんに、今日一日ずっと言いたかった言葉を伝える。
「雅弥くん、誕生日おめでとう。……大好き」
最後の言葉は彼に抱きつきながら言ったから、雅弥くんの表情はわからないけど、きっとすごく真っ赤になってるはず。
ねぇ、雅弥くん。
これからもずっと同じ時間を過ごしていこうね?
END.
「聞こえた?」
「ん。なんかシャラシャラって音が聞こえる」
「ね? 聞いてるとなんだか落ち着くよね?」
「ああ。でも、俺としては、そっち聞かせて欲しかったけどな」
そう言って私のネックレスタイプのガムランボールを彼が突っつく。
「こ、こっちはダメ!」
だって、私のだと雅弥くんの顔がめちゃくちゃ近くなるんだもん。
「ま、いいか。今日はサンキューな。すげぇ嬉しかった」
どういたしまして、と言いかけた私の言葉が、雅弥くんの唇に溶けていった。
「ま、雅弥くん……。い、今の……」
「れ、礼だ! 礼! いちいち確認しなくてもわかんだろ?」
これ以上ないくらいに顔を真っ赤にした雅弥くんが、盛大にそっぽを向く。
照れ屋な癖に時々大胆な行動をする彼。
「ふふ……ねぇ。雅弥くん、こっち向いて?」
「……んだよ?」
「私の方を向いてくれなきゃ言わないもん」
「…………」
ふてくされたような表情で、こちらを向いた雅弥くんに、今日一日ずっと言いたかった言葉を伝える。
「雅弥くん、誕生日おめでとう。……大好き」
最後の言葉は彼に抱きつきながら言ったから、雅弥くんの表情はわからないけど、きっとすごく真っ赤になってるはず。
ねぇ、雅弥くん。
これからもずっと同じ時間を過ごしていこうね?
END.
