そーしお(新田聡介×渡会詩央里)
小4の時同じマンションの同じフロアに聡介が引っ越してきて以来、いつの間にか側にいるのが当たり前になっていた聡介と詩央里だが、大学の(ほぼ)4年間は離れて生活することになる。
詩央里は通いたい大学が実家から2時間半くらいの場所にあり、最初は聡介(同じく実家から別の大学に通っている)と離れるのが嫌で頑張って自宅から通っていたが段々肉体的心理的に負担が大きくなり、大学一年の前期が終わる頃に学校に近い場所で一人暮らしをする事を決める。
ダッシュ10秒で互いの家を行き来出来るのが当たり前だった2人の距離が、電車を乗り継いで片道2時間半の距離になる。
飛行機や新幹線の距離で関係を続けている恋人達と比べたら遠距離のうちにも入らないだろうが、2人には覚悟のいる事だった。
詩央里の引っ越しの日、手伝いに来てくれた聡介に「万が一の時も安心でしょ」と詩央里は合鍵を渡す。
笑顔で見送る詩央里。聡介は一旦詩央里のアパートの前から立ち去ったが、数分立ち止まって考え込み踵を返す。
合鍵を使って家の中でに入ると、詩央里は泣いていた。
「合鍵使うの早すぎるんだけど。聡介の馬鹿」
「万が一の時に使えってお前が言ったんだろ」
そして聡介と詩央里の遠距離恋愛が始まる。
基本聡介のほうが詩央里のアパートに行く頻度が多かった(実家暮らし、家庭教師のバイトで短時間で稼げる環境で金銭的余裕あり)
聡介は隣に詩央里が居ない虚無感を埋めるように勉強に励んで在学中に司法試験合格。
詩央里も経営の基礎知識を学んで人脈を作り、将来(起業)に向けた足掛かりを作る。
離れていた期間は、二人にとって大切な時間だった。
卒業後、二人は一緒に暮らし始める。
詩央里は通いたい大学が実家から2時間半くらいの場所にあり、最初は聡介(同じく実家から別の大学に通っている)と離れるのが嫌で頑張って自宅から通っていたが段々肉体的心理的に負担が大きくなり、大学一年の前期が終わる頃に学校に近い場所で一人暮らしをする事を決める。
ダッシュ10秒で互いの家を行き来出来るのが当たり前だった2人の距離が、電車を乗り継いで片道2時間半の距離になる。
飛行機や新幹線の距離で関係を続けている恋人達と比べたら遠距離のうちにも入らないだろうが、2人には覚悟のいる事だった。
詩央里の引っ越しの日、手伝いに来てくれた聡介に「万が一の時も安心でしょ」と詩央里は合鍵を渡す。
笑顔で見送る詩央里。聡介は一旦詩央里のアパートの前から立ち去ったが、数分立ち止まって考え込み踵を返す。
合鍵を使って家の中でに入ると、詩央里は泣いていた。
「合鍵使うの早すぎるんだけど。聡介の馬鹿」
「万が一の時に使えってお前が言ったんだろ」
そして聡介と詩央里の遠距離恋愛が始まる。
基本聡介のほうが詩央里のアパートに行く頻度が多かった(実家暮らし、家庭教師のバイトで短時間で稼げる環境で金銭的余裕あり)
聡介は隣に詩央里が居ない虚無感を埋めるように勉強に励んで在学中に司法試験合格。
詩央里も経営の基礎知識を学んで人脈を作り、将来(起業)に向けた足掛かりを作る。
離れていた期間は、二人にとって大切な時間だった。
卒業後、二人は一緒に暮らし始める。
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