和エリ(相原和磨×青柳エリカ)

※※※夜ネタ注意※※※




高3に進級する前の春休み、和磨とエリカはアパートで初めて一晩一緒に過ごす。

行き当たりばったりではなく、もちろん数日前から「桜ちゃんの家に泊まることにして」と万全の根回し(そして口裏合わせ役に和エリ以上に興奮を抑えきれない桜)。


その日の夜、和磨は自分の腕の中のエリカの耳元で何度も「可愛い」とうわごとのように口にする。

次の日、昼まで二人で爆睡した後
「あんた私の事可愛くない女って言ったくせに」と、入学して間もない頃の話を引っ張り出し、布団を頭まで被って真っ赤になるエリカ。
昨日の夜色々恥ずかしい事はあったが「可愛い」の連呼ほ極限級の羞恥だったらしい。

和磨はエリカがその言葉を真に受けていたことに驚く。「今まで黙ってたけどな…」

初めて会った時に一目見て心を奪われた。

「一目惚れだった。こんな可愛い女子がリアルにいるのかって」


見た目で色々言われているからこそ、実は自分も見た目で惹かれたとは言えなかった和磨。

和磨にとって自分の見た目は好みではないのだとずっと思っていたエリカ。

大泣きするエリカを和磨は抱き寄せる。
「マジで可愛くないと思ってたら、ここもこんなにデカくならねーよ」
「カッコいいこと言いながら何触らせてんだよだこのクソスケベ」


身も心もも結ばれて、また少し素直になる和磨とエリカだった。


なお、和エリが爆睡している裏側で桜は妄想が膨らみ一睡もできなかったらしい。
3/3ページ
スキ